満足度★★★★
アイデンティファイするということ
アイデンティティーの探究と魂の救済を巡る物語。原作は、イプセンだ。但し、自分は無新論者なので、宗教的な死、救済、恐怖などは、総て宇宙の中に在る己の卑小を自覚した時の余りの恐ろしさに律然としたヒトが、その実存的虚無感から逃れる為に編み出した単なる方便に過ぎないと思ってはいるが。そう言ってしまっては身も蓋も無いから、少し、今作の内容を追いながら作家の想像力に付き合うとしよう。
満足度★★
現代に甦らせた傑作なんですか・・・
う~ん感性が異なるトコロは感じたけど、ねぇ・・・。
でもまぁ冒険叙事詩『ペール・ギュント』の概要は理解できたかな?
舞台セットとか舞台上の表現の面白さは認めるけど、
韓国語の訳が舞台右側の表示のみな上に、
その訳が今ひとつな表示に思えました。
(15分休みいれて3時間)
満足度★★★★
自分自身とは
江頭2:50さんは悪くて、韓国の劇団なら許されるのか。
お笑いはダメで、演劇ならいいのか。
それとも、それでしか表現できない必然性のあるゲージツならいいが、単なる勢いだけではダメなのか。
満足度★★★★
よかった!
日中韓による演劇祭の演目の1つです。韓国の劇団の方々による韓国語での舞台でした(日本語字幕つき)。自分は韓国語が解らないため、字幕を頼りに観ました。まず役者の方々がすごく上手でした。言葉の意味が解らなくても、声や身体から「気持ち」が伝わってきました。また舞台芸術・音響・照明なども素敵で中劇場の空間とマッチしていました。特に舞台奥の鏡(?)は良い味を出していました。スタッフさんにも親切に対応していただき、とても気持ちの良い時間を過ごせました。感謝しています。
最後に、国が違えば演技の(特に群での)色が変わってきますね。そういうのも見れて良かったです。
満足度★★★★★
視覚的な空間演出が素晴らしい
広い舞台を充分に活かした
視覚的にとても面白い空間演出がなされている。
音楽もその場で生で付けられていて素晴らしい。(←すべてではないけれど)
内容としては、近代的自我、「私」とは何者かが問われている。
と言っても、そんな固い演出ではなく、割とポップな印象。
観ている最中は☆4くらいの印象でしたが、
観終わった後、心に残るものがあったので、☆5にします。
※私はイプセンのこの戯曲を読んだことがないので、字幕を追うのがとても疲れた。 明日観る方で、戯曲を読んだことが無い方は、粗筋だけでも事前に知っておくと、舞台により集中でき、より楽しめると思います。