満足度★★★★
竹中さんを中心に女優さんたちの演技と倉持作演出を楽しむ
地方の高校の美術教師の送別会のため、
同級生の女子たちが地元に久々に集まった。
会場のすぐ近くの駅で、一人抜け出してきた教師を
元生徒が呼び戻しに来た時、女優になっていた同級生が
列車から降りたった。
何やら、当時の訳ありの会話が続く…
<img alt="131228_133101" title="131228_133101" src="http://itoya-online.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/01/02/131228_133101.jpg" border="0" />
1幕、2幕を同じ時間、同じ場所の表・裏を舞台にして、
それぞれの場所で何が起きていたかが描かれ、進むにつれ
次第に真相が明らかになる倉持さんの描いた構成が巧い。
そして竹中さんが集めた俳優さんたちの演技の妙を
存分に味わいました。
特に(あたりまえかもしれないけど)篠原ともえさんが
昔のイメージと大きく変わってイイ感じに綺麗なこと!!
ただ風吹ジュンさんが終盤、謎を解明できる大事なセリフを
間違えられたのは、ちょっと…
満足度★★★
技巧を凝らした構成
岩松作品に似ているように感じるところもありましたが、演技方法やお芝居の空気はそうでもなく。全体的に華やかかつ軽やかでした。衣裳がおしゃれで、美しい女優さんを凝視しちゃったり。
満足度★★★★
構成の面白さ!
1幕・2幕の途中に休憩20分。前半後半ともに1時間弱にしては長めの休憩…と思っていたが、2幕が始まってその必然性に納得。こういう見せ方があるのだというユニークな、でも俄然面白みを増す構成に、2幕から一気に引き込まれた。
役者の魅力は、もちろん1幕から。美しさが際立っていたのは、やはり中越典子さん。そして、浜野謙太さんはとても舞台は初めてとは思えず、笑いの大半を持っていく芸達者ぶり。ほかの出演陣も全員見応えがあった。