満足度★★★★★
まるでジャズのような
観客の反応を見ながら、呼吸を合わせるように芝居が演じられていた。
その絶妙の間(ま)。緊張と緩和。
次に何が起こるか、どこに行ってしまうのか、不安と興奮の中で、
この舞台に釘づけになった。
まさに、いま・この場で劇が創り出されているのだと感じた。
「芝居は生もの、同じ公演でも上演する回ごとに違ったものになる」という意見はよく聞くが、この作品ほど、そのことを痛感した作品はない。
素晴らしかった。
満足度★★★★★
目があった!!
きっと客席にいた誰もが柄本明さんと目が合っているんだろうなぁ。って思えた位観客との駆け引きを楽しんるようだった。緊張と緩和が波のように押し寄せてくる。おもしろかった。
満足度★★★★
間の持たせ方絶妙!
特別面白いことを言ったり、やったりしているわけではない(個人的な意見)。
もともと10分〜15分の短編である。柄本さんが他の短編を繋げて、ギャグをからませていく。勿論そのギャグに反応してる人は多いが、そんなことより、約70分の間の持たせ方が絶妙!次に何を言うのか、どんな行動するのかの期待させかたが絶妙でした。
ほとんど勝手きままなアドリブのように思えるが、確かな計算の中でのアドリブなのでしょう。自分の奥さんのことを織り交ぜながら、恐妻家を表現。