桜の森の満開の下 公演情報 桜の森の満開の下」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    男と女 命と恋
     生きることは喰らうこと。他者の命を喰らうこと。女には恋こそ命。生きることは、尚、喰らうこと。他者の命を喰らい続けること。恋が本気になったら、その時、彼女は恋する者をも喰らわねばならぬ。その後訪れる無限の寂しさ、身も凍る存在の寒さを知りつつ尚、喰わねばならぬ。花は散る、花は散る、まるで、恋人たちの生命の儚さを憐れむように、花は散り敷く。(追記2013.9.1)

    ネタバレBOX

     安吾のドライな感覚というより、美の魔力、異形の者・見えない物に身をやつした何者かの儚さを強調した作りになっている。為に“女”が消えた後の虚空にも、未だ、男の振るう刀に凄まじい悲鳴が応えるのだ。この時、この悲鳴を上げる主体は何か・或いは誰か? そも同じ主体であるか否かを考えても面白い。そして、この時刀を振るっている主体の変容の在り様を考えるのも一興である。
  • 満足度★★★★★

    よかった!
    小説既読、舞台・映像では初です。
    基本的に完成度が高かったです。印象に残った点を挙げます。
    一つ目、桜の木の場面で紙吹雪が舞います。量が多い上に舞い散ります。そのための送風機の音も大きいです。
    二つ目、都での生首のダンスがよかったです。井上みなさんの動きが美しかったです。
    三つ目、女の髪が青でした。なぜか目につきました。

    最後にチケット代が高いですね・・・

  • 満足度★★★

    和風
    テイストのショー的な怪談話的舞台?みたいな。 いろんな意味ですごく豪華なのですが、ちょっと陳腐な感じがしてしまって。。 あと、正直、イミフで自分にはよく分かりませんでした。。 スイマセン。。 それと、公演そのものとは関係ありませんが、劇場がすごく懐かしい感じがして味がありました。笑。


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