期待度♪♪♪♪♪
大阪パワー!?
何がつまっているのかとついつい包装紙を開く時の感覚で期待してしまう!!
大阪パワーみっちり詰まっている舞台なんだろうなぁ・・・どんだけ楽しませてくれるものか?
期待度♪♪♪♪♪
「子供鉅人の音楽劇」って聞いちゃ
観ない手はないよねー、っていう。
シアターグリーンのサイズの箱で30人以上のパワフル揃いなキャストが暴れまわる、ってのを想像しただけで楽しみだったり。
期待度♪♪♪♪♪
地獄が原点
言うまでも無く、地獄とは、現に我々が生きているこの日常を言う。我々は、自らが生き延びる為に、他の総てを、食える物なら食い殺して生きているのだ。このことに痛みを負うような精神にとって、生きることは、即ち地獄である。この事実を知って苛まれ乍ら尚生き延びる時、我ら総ては地獄を生きるのだ。従って本質を誤魔化さぬ優れた作品、ユニークな作品の原点は地獄である。カミユの「転落」が、オランダのアムステルダムを神曲の地獄に見立て、地獄降りをしているという解釈は広く知られているし、現代アメリカで最も興味深い作家・詩人、P.オースターの「最後の物たちの国で」、A.クリストフの諸作品、ドストエフスキーの「地下生活者の手記」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」、ロートレ・アモンの「マルドロールのうた」等々。総て地獄抜きでは考えられない作品群である。
だから、アーティストたる者の才能とは、紛れも無く、不幸の代償なのである。自分は、たくさんのアーティストを友人に持つが、才能のある連中の誰一人として幸福ではない。アーティストにそんな物は余計である。
だが、このフライヤーはそんなことも、あっけらかんと笑っているな。メキシコの骸骨みたいに。ドライに笑う骸骨の笑い声はどんなものだろうか? ケタケタ、カラカラ、古くなるとサラサラ、シャーシャーか? 様々な年代の骸骨のコーラスなんてのも面白そうだ。悪乗りではない。ドライなだけだ。