満足度★★★
リアルと
リアルじゃない設定が不思議な感じで、妖しい雰囲気を出していました。常識を超えた人物が登場するのはいいのですが、設定がバラバラすぎる感じもしました(却ってそれが面白いのかもしれませんが・・)。それと役者さん達の演技は、少し物足りなく感じました。観終わって感じた事は、命の大切さをテーマにした舞台だと思いました。
満足度★★★
統一性に欠ける面もあるが面白い
リアリティのない登場人物をリアルに演じる役者、命の重さと尊さをテーマとする一方で簡単に命を奪うシーン、そして役者さん毎の声量や演じ方にばらつきがあり、そのあたりでややちぐはぐな面があるように思いました。ストーリー的には展開の面白さに加えて意外性もあり楽しむことができました。
満足度★★★★
設定の面白さ
山奥のロッジに心中に失敗したカップルがやってくる。が、これが、ヘテロのカップルではない。だが、彼らはまだ、その不思議性に於いてこのロッジのオーナー夫婦、料理人、他の客らに比べて可愛いものである。
登場人物のキャラクター設定が非常に面白いので、余り、リアリティーに拘らなければ、別の展開も可能だろう。但し、役者陣はもう少し役柄の勉強をする必要がある。特異なキャラクターばかりなので、被差別者の意識についての勉強をキチンとすべきなのである。その辺りの屈折が、殆どの役者に気付かれてもおらず、演出も気付いたのかどうか? 殆どの役者の人物造型が、単純に過ぎた。というより表現し切れていない。とはいえ一所懸命にトライしている。楽しんで観ることはできる。