夜想 公演情報 夜想」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    谷崎の世界へ
    谷崎の世界へ、朗読リーディング。なかなか難しいとrころを目を閉じればあの世界が・・・みたいな感じでした。。

  • 満足度★★★

    行き届いていてかっこいいし、気になる気になる。
    衣装がとても素敵でした。女性だけ8人で全員が黒づくめなのですが、形や素材が違っていてかっこよかったです。
    受付の方や前説の方も黒で統一されていて、スーツのように堅苦しくはないけれど、私服のような生活感もなくて好感が持てました。

    脚本家、演出家の思っていること、視点を興味深いと思える、気になるところのある作品でした。
    谷崎潤一郎の作品で、男が偶像のように愛する女が、実は何を思っているのか・・・って、男の私は考えたことがなかったけれど、、、おもしろ怖い感じがしました。

  • 満足度★★★★★

    「女の子だけの世界」だからこそ、より感じさせられる「男」という存在
    劇団ロオルさんの『夜想』を観てきました!

    ネタバレBOX

    まだ公演中の為、詳しい内容は書けませんが、

    女性キャストのみによる、

    「女の子の、女の子による、女の子だけでつくられる世界観」は、

    男の私が観てもいろいろと考えさせられたり、また自分と心情や心境が重なる部分もあったりして、途中から涙が止まりませんでした。

    女性キャストのみの出演にも関わらず、作品からは終始
    「男」という存在が『思い知らされる』くらい伝わってきて、

    「ねえ、わたくしに、あなたはなにをしてくださるの?」というサブタイトルは、
    演出の本山由乃さんが世の全ての男性に問いかけているのと同時に、
    女性たちにも「愛する人に、自分はなにをされたいのか?」というメッセージを作品を通じて問いかけ、また訴えかけておられるように感じました。

    谷崎潤一郎さんの『夜想』という作品を通じて、7人の女性キャストの
    方々から「男の愛」と「女の愛」というものの悲しさと素晴らしさ、そして
    喜びと痛みのようなものを教わった気がします。

    また演じられていた出演者の方々の瞳が、公演が進むごとにきらきらと
    輝きを増していったのは、単に照明のせいではなく、
    それだけあふれるくらいに感情がこみ上げ、また瞳にまで「熱情」
    みたいなものが込められていた証なのではないかと思いました。

    劇団ロオルさんの『夜想』、その公演初日を観られて本当に良かったです!

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