ライクアプラスチック 公演情報 ライクアプラスチック」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★

    初あひるなんちゃら
    ほんわかした空気。力を抜いて、気楽に楽しめる感じでした。

  • 満足度★★★★★

    型に嵌まって最高でした。
    演劇に型を求めるとつまらなくなる芝居もある。しかしこの劇団は型に嵌まって強さを押し出す事が出来る劇団なのだという事が今回の公演を観てとてもよくわかった。頭に乗らずに素晴らしい作品を作り続けて欲しい。

  • 満足度★★★★

    脱力系
    含蓄的なことは志向してないけど、ゆる〜としたかんじや、独特のセンスに基づいたコメディが楽しめた。

    ネタバレBOX

    http://sakuteki.exblog.jp/19328177/
  • 満足度★★★★

    ココロのマッサージ
    いつもながらの2-3本ネジが抜けたような脱力感が楽しい。
    もしかしてココロのマッサージ効果とかあるのでは?(笑)

  • 満足度★★★

    こぢんまり
    ※感想はすべてネタバレBOXに記しました。

    ネタバレBOX

     こぢんまりしすぎていた、というのが率直な感想。
    あひるなんちゃらを観始めてもう5年になるし、その作風は心得ているつもりだが、それにしても今作は話に波がなさすぎた。
     私が観た回の前説をしていた堀靖明さんが言っていたように、「これといった盛り上がりがな」く、ドラマ性に乏しいのがあひるなんちゃらの劇世界だし、それでも起こる小さな出来事をめぐって大なり小なりの欠陥を持つ人間たちがバカバカしいやり取りを繰り広げ、罪なき愚行に走るこの劇団の作品世界を私は愛してやまない。
     その“小世界で起こるアホ話”に魅せられてきた私にさえ物足りなく思えるほど本作はちんまりしていたのだ。
     思い返すに、私が最初に観たあひるなんちゃら作品『父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景』や次の『フェブリー』は近作よりもいくらか劇的だったし、いくらか賑やかだったように思われる。
     近作は一場物が目立つのに対して、船内での騒動を描いた『フェブリー』では貨物室、客室、調理場など舞台となる場所がつぎつぎ移り変わる上、船外の場所、たしか波止場を舞台にしたシーンもあったはずだし、密航者であるバンギャル3人が貨物室でヘッドバンキングの練習をするシーンをはじめドタバタ要素の強いシーンも多く、その賑々しくもバカバカしい劇世界を私は大いに堪能したものだ。異儀田夏葉と篠本美帆演じる2人の女幽霊が「ブス!」「デブ!」などと海上で互いを罵りあう珍妙なシーンがあったのも確かこの作品ではなかったか。
     『父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景』は『ライク・ア・プラスチック』同様に一場物だったと記憶しているが、今作よりも人の出はけが激しく、舞台となる家庭におかしな人物が次々やってきてはくだらない騒動を巻き起こす物語はこの劇団を特徴づける“頓痴気な会話”をベースとしながらも「会話劇」の枠に収まらない躍動感に満ち、今作『ライク・ア・プラスチック』と観比べると作風の変化を感じずにはいられない。
     いや、こりっち内の別の場所にも書いた通り、ドタバタに頼りすぎず“会話の妙”で可笑しみを生み出すところにあひるなんちゃらの長所はあり、『父親が~』と『フェブリー』の2作品もベースは会話劇なのだが、ここ最近の数作は「会話劇」の枠内にお行儀よく収まりすぎているきらいがあるのだ。
     思えば、意図せざるものか意図したものかは不明だが、『父親が~』にも『フェブリー』にもいわゆる“見せ場”がいくつか用意されていた。『フェブリー』では上記のバンギャルのシーンがその一つだし、『父親が~』では“他人のケータイに届いた迷惑メールを読み上げるのが趣味の男”が舞台となる家庭に来て家族を混乱に陥れるシーンがその一つに数えられる。
     “ある場所に色んな人物が訪ねてきては小騒動を巻き起こす”という『父親が~』と同じ劇構造を持ちながら今作『ライク・ア・プラスチック』が『父親が~』より物足りなく思えるのは、“ドタバタに頼りすぎないのが長所”などと書いておいてこんなことを言うのもアレだけれど、今作に『父親が~』ほどの躍動感や賑々しさがないせい、バカバカしい見せ場がないせい、そして『父親が~』のケータイ男のような“頓痴気が極まった人物”が出てこないせいだろう。
     さらに言うなら、主人公が設けられていることも今作がこぢんまりしてしまった遠因を成していると思われる。
     近作3本の中では最もドタバタ色が濃くまたバカバカしかった『ギプス不動産』にも、たびたび引き合いに出している『父親が~』にも『フェブリー』にも主人公と呼べるような人物は登場しない。
     一方、今作と前々作『ニアニア・フューチャ』では篠本美帆が主人公を演じ、漫画家に扮した今作でも女友達と無為な同居生活を送るフリーター(でしたっけ?)に扮した『ニアニア・フューチャ』でも主人公が些細な出来事を通じてある“気づき”に至って話が終わる。このように、主人公を設けると話は不可避的に主人公の成長譚の性格を帯び、いくらか真面目なトーンに支配され、いまひとつハジけきれないままに終幕を迎えてしまうのだ。
     こうなることを避けるためにも、今後の作品では出来ることなら主人公を設けないほうが良いのではないだろうか?
     以上、キビしいことを書いてしまったが、こりっち内の別の場所にも記した通り、作・演出の関村さんにはこれからますます活動の幅を広げてもらってゆくゆくは『やっぱり猫が好き』風のTVコメディを書いて頂きたいと願っているし、ああいうテイストのコメディが書ける作家は当代の日本では関村さん以外にいないと思われる。
     そして私は今後もあひるなんちゃらを観続けるし、ワンアンドオンリーの面白みを持つこの劇団の芝居が半期に一度のハイペースで観られるありがたみを忘れずにいようと思う。
     いや、そもそも、『ライク・ア・プラスチック』にしたって単体で評価するなら十二分に面白いのだ。だが、あひるなんちゃらにはこれを凌ぐ過去作品が多々あるために私は今作をそれらとの相関関係の中で価値づける相対評価に走らざるを得ず、結果、あまりいい点をつけられなかっただけのこと。
     そう、私はあひるなんちゃらを知りすぎてしまった男なのだ。
  • 満足度★★★★

    イェーイ
    面白かったのイェーイ!
    舞台に浮かぶあひるマークがかっこよかった。
    口パクの説明ないんかい!

  • 満足度★★★★

    ゆるさがたまらない
    好きだなあこの雰囲気。でもしっかりとした演出で役者もボケと突っ込みがバランスよく配置されて、心が緩んだ。次回も観にいくことでしょう

  • 満足度★★★★

    脱力
    今回もよい脱力ができた。なんだか癒される。

  • 面白いけど
    欲を言えば…

    ネタバレBOX

    キャラが途中で変わるのが少し気になった。(ボケとツッコミの入れ替わりなど)
    永山さんはボケのキャラで見たかった。
  • 満足度★★★★★

    よく出来た脚本
    難しいことなーんも考えずにケラケラ
    笑いながら観ました。
    面白いです。個人的好みとしては、
    モチヅキとカタヤマの会話が良かった。
    もう一回観たいです。

  • 満足度★★★★

    う~ん予想通りに面白かった(^^)
    まさに説明通り!の70分!!
    会場は若い方が多かったです。
    ほぼ満席でした。
    まさに小劇場って感じが好印象な作品でした。
    字の多いチラシを毎回拝見してて、いつか見たいと思っていました。
    ほんとに想像通りのユルサなんですが、妙に楽しかったです。

    ネタバレBOX

    漫画家テヅカ(女性)を中心とした、
    アシスタント2名と編集さん(女性2名)と、
    テヅカ女史の友人カップル+友達漫画家オカダ女史と、
    そのアシスタント2名での日常的なお話です。

    でーその漫画が、そこそこ人気があるようでドラマ化の話があったのですが。本人なんとなく嫌で(そこまで立派な人ではないとかいう理由)断ってしまいます。悔しがるアシスタントキタミチ君。で話は、思いつきで旅行に出たり。友人カップルとの関係や編集さんとの話を楽しく繰り広げられて、ラスト冒頭の繰り返し風にアニメ化の話を断って終わるのですが、映画化ならOKにすると締めくくります。空耳話が最初と最後のよいリフレインでした。

    編集さんの部下の方が見事なハッチャケぶりで、
    それを嗜める上司さんの”殺し文句”にかいじょうが巻き込まれて。
    し~んとする感じは楽しかったー。
    間の取り方が上手かったです、上司さん♪。

    電話での会話の演出とか、
    なぜか言葉がスピーカーからの口パクな友人カップルの女性=ツバナさん。謎な設定」でしたが作品世界観には合っていたかな(^^)
    (でもなんでそうしたかは不明のままでした、なんで?教えてくださいな。)

    グリーンのベレー帽被った先生の呼び方へのこだわりとか、
    男性アシスタント2名の掛け合い漫才みたいな応酬とかも面白かった。

    前説さんのガタイの良い男性の、通常の観劇前説明で。
    携帯電話のどの電源については「おまかせします」にも受けました(^^)。
    こーゆー投げっぷりが楽しかった集団さんでした。

    居酒屋で打ち上げするのでなく、
    なんか友人宅で鍋などで打ち上げしそうな雰囲気の劇団さんみたいに感じてしまったです(^^)。 楽しそうですよね

    ちなみにタイトルが、そのまま漫画家さんの漫画の題で。
    いまんとこ2巻まで出してて、終盤3巻まで出せたという設定でした。
  • 満足度★★★★

    にやにやします
    ゆるめの会話が続いて面白かったです
    大笑いする感じじゃなかったですけど、ずっとにやにやしてました。

  • 満足度★★★★

    無題761(13-189)
    20:00の回(曇)。19:15受付、整理番号券あり、19:30開場。舞台、斜めに机と椅子が2セット(ここは仕事場)、筆記用具、ファイルボックス、電話、ゴミ箱、中央床面に「あひる」の照明。前2列が低めのベンチシート、以降最後列まで雛段、椅子席、満席。20:00前説(川村紗也さん、約5分)、開演~21:16終演(川村さんの告知)。こちらは初めて(根津さんは客演をみています)。

    説明にあるように「なんでか楽しい日々。脳天気な70分」でした。

    ネタバレBOX

    川村さん(他のお二人も)が競泳水着を退団されたのは先日知りました。

    なんともユルくてカルいお話、ちょっとやめられないスナック菓子的でした。自分の道を突き進む各キャラクターのちぐはぐさ(マイペースぶり)がほどよくブレンドされていました。

    「かごしまスイートポテトン」というお土産があるんですね。

    役名は、浜岡賢次、北道正幸、望月峯太郎(三起也、花梨...)、つばな(第七女子会彷徨?)...などでしょうか。
  • 満足度★★★★

    魔女の宅急便
    安くて面白い。

    ネタバレBOX

    テヅカ(篠本美帆)…漫画家。テヅカ先生と呼ばれたい。ドラマ化や映画化の話を蹴る。
    ハマオカ(三瓶大介)…テヅカのアシ。ドラマ化映画化に賛成する。
    キタミチ(根津茂尚)…テヅカのアシ。ツッコミが激しい。
    モチヅキ(松木美路子)…テヅカの編集。カタヤマに罵声を浴びせる。
    カタヤマ(伊達香苗)…モチヅキの部下。お土産貰えず不機嫌になる。
    ツバナ(生見司織)…テヅカの友達。漫画とか色々知らない。ミッキーは描ける。
    エリサワ(永山智啓)…テヅカの友達。常識人。
    オカダ(宮本奈津美)…テヅカの友人の漫画家。九州まで車運転した。
    モリカワ(三枝貴志)…オカダのアシ。テヅカの品をオークションにかけようとする。
    ユキムラ(澤唯)…オカダのアシ。テヅカのファン。

    テヅカの仕事場での会話劇。ゆるめだけど、芯が通っているような会話が魅力的。キャラも立ってて笑える。
    テヅカをはじめ、カタヤマとかツバナといった女性がかわいい。男もモリカワとユキムラのコンビは最高。愛すべきキャラクターたちの、ほんわかな舞台。いい空気だった。

    トンでるツバナを演じた生見司織の、音声にあわせての表情が上手い。ミョウチクリンで邪魔だけど、毒っけのない、いいキャラクター造形だった。
    あと、前説の川村紗也のキキコスプレがかわいい。

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