満足度★★★★★
無題789(13-218)
16:00の回(晴)。15:50会場着、受付、そのまま中へ、此処は2回目。原作は文庫を持っているもののやはり未読。もともと「四人囃子」のアルバムに本作のサントラ盤があって、でも「一触即発」は買ったのに本作は未購入。ならば原作くらいは手元に…と相変わらずいい加減な動機、それが芝居になって見ないわけには…。開演に間に合わないかもと思いましたが何とか。空いている席へ、やや上手側。息を整え舞台をみると二人横たわっています。それぞれ何本もの「赤い糸」に繋がれ、その先は舞台角にある「指に」。もう一つの対角線上には机と椅子、ノートやペン、ウイスキーのボトル…本が乱雑に、ヒトラー伝記、政治学、テロ日記、ロシア革命、文化人類学の考え方…など。17:40終演。ウィキペディアに「自殺…した日本の著名人物一覧」というのがあります。作品に触れたことがあるのは、金子みすゞ(1930年26歳)、久坂葉子(1952年21歳)、高野(1969年20歳)、鈴木いづみ(1986年36歳)…。
蜘蛛の糸のように真っ赤な糸は二人の男によって生き物のように操られる(舞台「写真あり」)。
満足度★★★★★
夢中で100分
迫力の100分でした。役者さんたちの熱演に脱帽です。自分と同年代に生きた高野さんの生き様と世相を芝居を通して見せてもらいました。この本も若い頃夢中で読んだことを思い出しました。
満足度★★★★
素晴らしい。
前知識がなく観に行ったにもかかわらず、引き込まれてしまいました。役者の表現力と演出の素晴らしさに脱帽です。いろんなことを考えさせる舞台でしたね。題材もしかり、これだけメッセージ力の強い舞台は久しぶりに観させていただきました。いやぁ、凄かった!もっと沢山の人にみてもらいたいですね。再演楽しみにしております!
満足度★★★★★
ただの読書劇ではない!
あまり期待せず伺ったのだが、予想以上に素晴らしかった。
他の劇団には観られない演出に驚いた。
最後まで一寸の曇りのないでき。
満足度★★★★★
「いかにも再生」な演出も見モノ
69年に自殺した女子大学生の手記に当時の出来事などを加えた「読書劇」。
プレトークによれば当時は大学進学率も高くなく大学生はエリート(女性ならなおさら)とのことで、死生観や人生に関して実にしっかりした考察をしており、敵わないなぁ、と。
また、「いかにも再生」な演出も見モノ。
上演時間約100分。