満足度★★★
脚本の技巧の高さが圧巻
さすが、コンクールで賞を獲っただけはある作品だなと。
舞台上に配置された巨大な障子のような、枠で仕切られた白紙に。
芝居開始と同時に、一文字一文字、五十音を書いてゆく。
その五十音の前で芝居が行われ、芝居が進むにつれて五十音は一文字一文字破り捨てられ。
破り捨てられると同時に、その一字は脚本内で使用不可になり、不自由で限られた言語でコトバが紡がれてゆく。
非常に淡々進む、コトバ遊びに終始した会話劇。
その一定の仕掛けに従って書かれた脚本に、さすが賞を獲っただけはある高い技量で、面白みも感じるものの。
技巧に走って、そこに留まってしまってるような。
正直、そんなに長くはない上演時間、最後まで観続けるのが、かなりしんどかったです。
個人的に注目だったのは、先日の名古屋一人芝居フェスでオイスターズさんとのタッグでご出場されていた川上珠来さん。
あの時も、きらきらした声と笑顔がとても印象的で惚れ惚れしたものですが、今回もやはり同じくきらきらされておられました♪
満足度★★★★
平塚さんの面白い発想のお芝居!
なんとも遊び心のある知的な作品!
これはある意味シュールと言うべきか⁈
強引と言うべきか⁈
前公演の「ドレミの歌」程の爆発力はありませんが
個性的な役者さんがイキイキと演じる言葉遊びの様な作品!
前作でも感じたのですが役者さんの独特な話し方や間なども気になる~
一文字がなくなる事で言葉変わりそう展開されるか?と
感心されられる所もあり、
頭を使いながら観る話はなかなか面白い♪
後半はもっとメチャクチャになっても良かったかなぁ~(^^)
と思いつつも愉しいお芝居でした!
これからも平塚さんの面白い発想のお芝居愉しみにしています♪
満足度★★★★★
言葉に操られる⁈
普段使ってる言葉が、ひと文字でガラッと変わり、その面白さを表現した「かしこオモロイ」お芝居でした
ひと文字変化するだけで、どんどん話が展開して、広がり、あっという間の75分。
ぐいぐいくる勢いの作品もあれば、シュールで静かな中にもくすぐられる笑いの作品、ベタじゃないところがなんともいいんです(*^^*)
満足度★★★
地味目
前回の「ドレミの歌」に比べると地味ではありましたが
台詞がやはり面白いなぁと思いました。
後半は頭が疲れてきて言葉を追えなかったところがあり残念。