ノヴェンバーセレナーデ
ノヴェンバーセレナーデ
ノヴェンバーセレナーデ
実演鑑賞
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.h-paf.ne.jp/engeki/NovemberSerenade-tokyo.html
期間 | 2013/09/05 (木) ~ 2013/09/08 (日) |
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劇場 | こまばアゴラ劇場 |
出演 | 宮田圭子、林千賀子、吉田直子、木村洋次、佐藤健一、弦巻啓太、高子未来、山本菜穂、彦素由幸(札幌ハムプロジェクト)、小川しおり(札幌ハムプロジェクト) |
脚本 | 斎藤歩 |
演出 | 斎藤歩 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,500円 【発売日】2013/05/08 一般 3,500円 学生 2,000円 (前売当日共通) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 9月5日(木)19:30 9月6日(金)14:00/19:30 9月7日(土)14:00/18:00 9月8日(日)14:00 |
説明 | かつての同級生で大の仲良しだった3人娘が、25年という歳月を経て故郷で再会する。北海道を離れ世界へと羽ばたいたかに見えた女、北海道に留まったものの、田舎を離れ札幌で一人仕事を続ける女、そして、故郷に留まり同じクラスの男子と結婚をし子供を産み、ここで暮す事を選んだ女。大きなわだかまりと誤解を抱えたまま長い年月を経て、25年ぶりに開けられたタイムカプセルから、今は亡き旧友からの思わぬメッセージが届く。 かつて3人で仲良く元気に歌い踊った流行歌のB面にあった歌、誰もが忘れていた「霜月小夜曲」。そして、卒業記念の謝恩会で、意味もわからずに3人で強引に演じたチェーホフの3人姉妹。あの歌が、あの台詞が、三者三様の人生経験を経て、今再びこの土地で新たな輝きを放つことができるのか。 TPP交渉参加に揺れる道北の農村を舞台に、娘盛りをとっくに過ぎ、人生の様々な曲がり角も通り過ぎ、そろそろ人生の折り返しを迎えた北海道移民の娘たち孫たちによる物語です。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 娘盛りを遠く過ぎても 札幌で役者として舞台に存在し続けたこの3人の女たち。それぞれが私の前に最初に現われたのはいずれもまだ20代の娘盛りでした。あれから二十数年、それぞれに三者三様の人生を送りつつ、舞台との距離をそれぞれが微妙に測りながら、お肌の曲がり角を遠い昔にやり過ごし、今や様々な曲がり角に取り囲まれて袋小路に行き詰まったようにも見えたりするのですが、決して目の前の壁をたたき壊したりはせず、よじ登って向こうを眺めてみたり、壁を見て見ぬ振りをして佇んでみたり、そっと壁に手を触れて押し拡げてみたり、女たちとはかくもしたたかなのかと驚嘆させられます。 この三人娘で演劇を創ろうと考え、それぞれが北海道にいる事の根底から探り始めてみました。私もそうですが、道産子は皆それぞれに移民の子たちです。浜の女、山の女、街の女、三人ともバラバラでした。多くの同世代がそうであるように、移民3世?4世が多いのですが、中には道南の海岸線に江戸末期から移住していた先祖の末裔で7?8世かもしれないという者までいました。 開拓期と現在の北海道を繋ぐ風景を探して、様々な縁も重なって、舞台を天塩川上流域に決め、家々の庭先にある小さな畑に真っ赤な豆の花が咲いた頃、美深・名寄あたりで撮影を行いました。かつて開拓の最前線だったその土地も、今は閑散としていましたが、近頃座内では年長者扱いをされている3人娘は、若者たちから解き放たれ、ご覧のようなお姿で写真に納まり、我を忘れてはしゃぎ続けていたのです。 四半世紀の時を越え、人生の折り返しに立ってしまった、北海道の女たちのドラマです。 斎藤 歩 |
その他注意事項 | ※未就学児入場不可 |
スタッフ | 【照明プラン】 熊倉英記[(株)ステージアンサンブル] 【照明オペレーター】 矢口友理[(株)ステージアンサンブル] 【舞台スタッフ】 札幌座 【宣伝美術】 若林瑞沙[studio COPAIN] 【制作】 阿部雅子 横山勝俊 【プロデューサー】 平田修二 ●主催 北海道演劇財団 ●提携 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 |
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