満足度★★★★★
生きた場所
戦後の男子が夢見た場所は、華やかな女の園で
手が届きそうで、最後まで届くことがなかった場所・・・
必死に練習するシーンはもちろん、下宿でのシーン、
各キャラクターの戦時中の悲しい過去、そのほか
胸を打たれるシーンがたくさんでした。感動しました。
最後のレビューも、個人個人の紹介台詞にも、涙が出ました。
なにより、シアタークリエの目の前が東京宝塚劇場で
目の前にまであった夢の舞台の物語により考えさせられるものがありました。
満足度★★★★
それでも夢はあったほうが。
宝塚BOYSって、結構切ない話だったんですね…。
戦争のお話でもあったんですね…。
なんか、なんだか、ものすごく切なくなりました。
いや、面白い部分もたくさんあるのですが…。
願っても、努力しても、夢が叶わないって、やっぱり辛い。
キラキラな羽と大階段。その反面の、華やかなステージと、裏のギャップ。
ショービジネスとはそういうものとは言え…。刹那的な世界を観た気がします。
素敵な舞台でした。
帰り、会場を出たら、目の前で宝塚スターさんの出待ちに遭遇しました。
大人数のファンたちが規律正しく列になり、沿道を埋めつくす。
そして車道を歩き、ファンに応える宝塚スター…圧巻でした。
宝塚とは!的な光景…。
もちろん相当の努力があってのことではありますが、どんなに努力しても、叶わなかったお話を観てきた後に見ると、切なく込み上げるものがありました。
満足度★★★★★
得意分野
俳優さんたちの得意分野が分かれていたと思う。
ダンスの上手い人、歌が上手い人、演技がうまい人、とに。
おばちゃん役のもと宝塚の女優さん、華をそえてくださいましたね。
ボーイズたち、もっと歌って踊ってほしかったです。
楽しかったです。
シアタークリエの反対側が宝塚劇場なのも楽しいですね。
満足度★★★★
やっぱり、良いです。
もう、何度も観たのですが、また行ってしまいました。
再演・三演と見てきたのですが、今回は今回のボーイズたちでした。
夢をあきらめないって難しいけど、大切なことだなと思いました。
満足度★★★★★
もっと早くに出会いたかった!
浮ついたイケメンたちの芝居でしょ…とか思っててすみませんでした!
実話を元にしたしっかりしたお話だって知って、もっと早く見にいけばよかったと。キャスト関係なく、見ておきたいお芝居でした。
見にいくきっかけになった、花組芝居の小林大介さんと、クロムモリブデンの板倉チヒロさんが素敵だったのはもちろんのこと、最近の舞台だと「露出狂」で拝見した入野自由さんもしっかりみっちり詰まってて抜群。
各々しっかりしながら、ボーイズとしてわちゃっと集まってても可愛かったり。それでいて悔しさに片腕引きちぎられるくらい悔しくなったり、やっぱり可愛かったり、辛くてどうしようもなかったり……バランスが心地よくてぐいぐい引き込まれました。今回見られてほんとうによかった!!!
満足度★★★★
終戦/戦後当時、男性も歌劇団を目指した事があってもおかしくないなあと
他舞台のチラシで、「かつて男性が宝塚の舞台に立つ事を目指した事が~云々~」
というくだりに興味を惹かれてチケット購入。
当日行ってみるとイケメン声優/俳優(入野自由君以外誰も分からんかったけど)
目当ての女性陣が9割近かったのでちょっと引いてしまいましたが…
終戦ほどないタイミングでの宝塚歌劇団へ
「ぜひ男子部を作って欲しい」という想いを手紙に綴った主人公(の1人)、
そして集まった宝塚男子部メンバー、それぞれの戦争/戦後の境遇と
宝塚の大舞台に立つ事にかけた想い、
(案内パンフで既にわかっていた事ですが)
それが叶わぬ夢と消えゆくまでを描いていて、
喜劇のようでありながらホロリと涙腺が緩む場面も多数、そんな作品でした。
俳優目当てで行く人がほとんどかと思いますが、かなり真面目な演技と
ダンスと色々で、一見の価値ありじゃないかな、と思います。