絶句 公演情報 絶句」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-7件 / 7件中
  • ファンタジー
    「砂場」を観ました。綺麗なランプがたくさん登場する詩のような世界。どちらかというと淡々としていて絶句する場面もなく物足りなさが残りました。照明を落としてランプの仄かな光を強調した演出なら印象が変わっていた気がします。

  • 満足度★★★★

    「天国からのビデオレター」観ました
    劇団初見。確かにこれは絶句しちゃいます。昭和テイストのレトロなホームドラマと思いきや、R指定になるわ、ホラー化するわで、無茶苦茶な展開に。呆れながらも、大いに楽しめましたね。これは芝居とは関係ないけど、住宅街の劇場ならではなのか、上演中に近隣住民からクレームがきたのは妙に感心しました。

  • 満足度★★★★★

    二作品通しがおすすめ
    まったくテンションの違う作品でした!
    静かで、叙情的なチックタック。
    鎌田ボンバー炸裂のラブレター。
    果たして、物語につながりはあるのか?
    みてのお楽しみでございとうざい。

  • 満足度★★★

    こえーよ。笑。
    意表突かれました。。 こんなアットホームな劇場でホラー猟奇テイストって。笑。 他にもいろいろとさり気なく怖かったです。。ハハ。。 役者が女性の方ばかりだったからそう思っただけかもしれませんが、なんか女性的な怖さの深淵というか狂気みたいなものを感じたような気がします。 あと、テレビ?ビデオ? の映像の使い方は斬新でした。 劇全体としては工夫されていてとてもよくできていると思いました。


  • 満足度★★★

    砂場に残したチックタック
    ちょっと群像劇過ぎた気がする。

    ネタバレBOX

    光の差し込まない村のランプ磨き大会で一番になったドリ(塙育大)はランプ職人になって、村に光を届ける灯台守になりたかったが、ペン博士(林里容)からのランプ磨きの言いつけを守らずにいた。ドリの友人で笛で世界を救いたいタボ(畑雅之)と、ミスランプになれなかった風子(戸泉真衣)の船出を新しい光で照らすドリだったが、自分の光を見つけられず、次第に酒びたりになり、灯台守の評判も落ちていく。博士の過去の話(好きな女性との別れと死、その子供であるよし子の夢)の話を聞いて、再度自分の光を探し、夢を追い始める…。

    転換が多いせいか、集中力が続かなかった。ドリの夢って柱をくっきり描いて中心に据えてほしかった。話の中心にはあったけど、腰がすわってないような感触だった。で、ドリと繋がっている人々が更にドリの存在を押し上げるって構成だと、見やすいと思った。

    ランプって素材はいいし、世界観的にもファンタジーで暖かなのは良い。照明的にもそこらへんのファンタジーさや温かさの表現がほしかった。
  • 満足度★★★★★

    天国からのビデオレター
    面白い。75分。

    ネタバレBOX

    龍人(はしいくみ)…亡くなったひばりに会いたい、チン毛の生えてる5歳。
    留美(よこえとも子)…サザエさんヘアーな弁当屋。ひばりの妹。龍人の子を身篭りたいと思っているため、龍人の性成長を促すナニかを食事に仕込んでいる。
    かな(星原むつみ)…近所の中学生。ショタコン。龍人を狙う。少年をレイプし殺害する殺人鬼。父にいたずらされてた。
    篤子(久保明美)…ひばりの友人。飼ってた犬が死んで、代わりに龍人を飼おうとする。いい匂い。
    ひばり(鈴木潤子)…龍人の母。天国からビデオレターを送り、龍人をこっちにこいと誘う。人を殺すなどのチカラがある。龍人に父に居所(宇都宮)を教える。

    5歳の誕生日。母に会いたいと願った龍人にビデオレターが届く。バルスのシーンを皆で再現することで、天国と現世が繋がって龍人を天国に連れようとする母。次々に死んでいく留美、かな、篤子。そして、誕生日ケーキのシーンに戻る。3人のドス黒さを知った龍人は、かなと篤子を追い出し、留美から宇都宮の位置を聞いてお礼を言って駆け出す…。

    3人の女が5歳児を狙うってシンプルでダークで笑える要素が上手い。んで、感動ファンタジー的な天国からのビデオレターが届き、感動的なBGMが流れ出してからがまた、上手い。ビデオのひばりの表情とか笑うセールスマンなジェスチャーとか、龍人らのリアクションもいい。前半の伏線から一段階上に引き上げた舞台にしている手腕がいい。照明や音響も○。

    ひばりの表情がアレだから、ホラーにも見えるが、実際は母が息子を守った感動話なのか。あのまま行けば、レイプされて殺されるか、犬な生活を強いられるかな男児に、常人以上の生きる活力を与えたという。ハートフルな話をハートフルな話に見せないところに魅力があった舞台だった。

    3人の女性に狙われる男児をはしいくみが好演。アホ演技も良かった。「後ろ毛見てほしかった」は笑った。あと「バルス」シーンも良かった。
  • 満足度★★★★

    天国からのビデオレター
    不条理コメディに分類されるのか、ラピュタのパロディシーンは笑わせて貰いました。

    全員何かしらの狂気を持っていて、それが発露される時は笑いが込み上げてくるのもありましたが、はしいくみさんが5歳男児そのもので良かったです。

    最後力技でまとめた感があるので、ブラックジョークでシニカルに終わっていたら、より好みでした。

このページのQRコードです。

拡大