満足度★★★★
マキノさん作・演出+佐々木蔵之介さん、岡本健一さん、篠井英介さんの競演!
「エレキテル」の平賀源内と、「解体新書」の杉田玄白の
波乱に満ちた男同士の友情と嫉妬と葛藤の物語。
マキノさんによる、この二人の関係の変遷が熱く語られました。
私の大好きな三人佐々木蔵之介さん、岡本健一さん、篠井英介
さんの競演、男優5人のチームワーク、奥田さん、篠井さんに
よる複数の役の演じ分け、もちろん篠井さんによる女形、
ときに可笑しく、ときに残酷に、でも語り口は軽妙に、
熱いけれども史実は冷酷に、この作られ方はあくまでも
プロフェッショナルです。
それにしても男色が普通に文化?遊び?として存在していた感じが
実にうまくさらりと描かれていて興味深かったです。
いや、そっちの興味という意味ではなくて^^;)>
満足度★★★★
二度観。
久しぶりに二度観。
舞台上に流れる空気感というか時間感というか、、、が、
M.O.P.っぽいというか、
いやまぁ、マキノさんなんだから当たり前なのかもだけど。
満足度★★★★
魅力ある人
平賀源内と杉田玄白の青春グラフィティ、英介さんと奥田さんのインテリジェンスが垣間見えるような役の安定さ、若源内と若玄白から始まる物語。
孤高の鬼才の一生、適度に入る同性恋愛模様。玄白の何気なく呟く最後のセリフについホロリ。
ニューミュージックみたいなギター間奏もいい。
出演者全員良かったが、物語の鍵を握っているとも言える小顔で長身の佐吉がはまり役。
満足度★★★★
笑えてほろり。。
マキノノゾミさんご本人もおっしゃっておられるように、マキノ節全開のどストレートな芝居です。真っ向勝負の直球。熱いです!
M.O.Pを彷彿とさせるような「男!漢!侍!」な感じ。
早すぎた天才と実直な秀才、モーツァルトとサリエリのような、男同士の友情の物語。
キャストさんは男性5人のみ。無駄にわちゃわちゃした感がなくてよいです。まとまりもあっていいカンパニーなんだなと。
奥田達士さんと篠井英介さんは役数が多く、それぞれの役のキャラクターを、短時間できちんと演じわけておられてすごいなぁ。。と。やっぱり上手いです。
小柳友さんは初めて観たのですが、菊千代(佐吉)の陰とか闇の部分がよく出ていてよかったです。お綺麗でしたし、大きいけど(笑
満足度★★★★
マキノノゾミさん初体験
マキノノゾミさんのお名前は聞いたことがありましたが、舞台を拝見するのは初めてでした。
パンフレットでマキノさんがどのようにお芝居を作られてるのか読んで、そうして出来上がった作品を実際に目の当たりにして、しっかりきっちり出来上がることの快適さを味わいました。
なんといっても篠井英介さん!五役も見られるなんて…!
やっと和装の篠井さんが見れて……よかった、間に合ったんだ、という充実感でいっぱいでした。
一番好きな俳優さんに名前挙げてからここまで長かった。でも巡り巡ってこうして見られたんだなぁ、と……すごく幸せでした。
もう一人のお目当てであった、佐々木蔵之介さん。
輝き弾ける笑顔の一方で、つめたく硬い瞳も拝見できて、大満足でした!
満足度★★★★★
名作ではないでしょうか
マキノさんの舞台はずいぶん拝見していますが、面白い時とそうでもない時が両極端で、正直、この舞台には、それほど期待していませんでした。
でも、観てビックリ!とても切り口が斬新で、素敵な人間賛歌の作品だったように感じました。
キャストが、これまた秀逸!岡本さんの舞台もかなり拝見していますが、今回の杉田玄白役、私は、最高に好きです。たくさんの役を演じ分ける、篠井さん、奥田さんの演技力も、魅力のひとつ。
特に、篠井さんは、ありとあらゆる脇役を楽しげに演じていらして、こちらまで、嬉しい気持ちになれました。
高校時代、「天下御免」で、平賀源内には興味を持った私ですが、彼の内面の悲劇には、その頃は思い至ることはありませんでした。今回の舞台を観て、改めて、源内の生涯に興味を感じてしまいました。
それにしても、マキノさん、万人受けする劇作の方法を体得された気がします。この作品、杉田玄白や平賀源内のことを何も知らなくても、十分楽しめる作品です。空席があまりにももったいないので、是非、皆さまいらして下さい。
もちろん、蔵之介さんファンには必見舞台間違いなしです。
満足度★★★★
好みでした♪
マキノさんの脚本だから&奥田さん・篠井さん目当てで行きました。
私は好きでした!
でも、好みが別れるかも?という印象。
あ~~~私やっぱりマキノ作品だいすきだわ。
まだ始まったばかりだし、間を置いて、もう一度観たいかも。