満足度★★★
服地獄
ファッションショーを思わせるような舞台配置や踊り等、なかなか良かったです。ただ、不可解な場面がいくつかあり、女性向けの印象が強く、あまり共感できるような内容ではなかった感じでした。
満足度★★
エパーブ
様々なレベルとメタレベルがないまぜになっていて、統一する理論的支柱がないことが見て取れる。結果、至りついた地点は、ファッション自体の空疎を死と同一視する痙攣的な地平である。既存の価値観を疑問視するような視座が欠如した必然的な結果であるが、「表現」レベルには達していない。単に表層で弄ばれているだけなのだ。そのことには無論、感づいているのだが、それだけでは、表現レベルではなくその門口に漸く立ったに過ぎない。更に先に進む為には、最低限、ハイデガー、サルトル、デリダ、バシュラール、フーコー、マルクス等々を読んで、自分の頭で考えておく必要があろう。
満足度★★★★
無題723(13-148)
14:00の回(曇)。13:25(6F)会場着、受付は始まっていたようで開場まで待ちますが、狭い場所なのですぐにいっぱいに、少しおして13:40開場、靴を履いたまま中へ、縦長の設定で左右に2列ずつ椅子席(前列はミニ椅子)。舞台にはたくさんの衣服が長方形に(土手のように)並べてあります。正面にカーテン、
スライド映像が映っています。客席後ろの壁にもTシャツなどがかけられ埋もれているような感覚。そのため当パンに「マスク」が添えてあり、上演中着用するようにということでした。糸くずやほこりに敏感な方に親切(もちろん役者さんはしてません)。不思議なのは、入口と奥、対角線上にEギター(ストラトとテレキャスタイプ)が置いてあり、アンプがみえること、演奏するのか?此処もこちらも初めてです。ふとみると、カーテン前におひとり立っています。カタマッてます...開演までずっと。14:09開演~15:44終演。お話(自分(=にあった服で表現)を探し続けるということだろうか)...はよくわかりませんでしたが、みていて面白い舞台でした。