満足度★★★★
主人公が「日替り」
抱えきれぬほどの絶望を一人で受け止めようとした男の話。人の温もりがビシビシ伝わってきました。終盤は客席のあちこちからすすり泣く声が。私もあぶなかったです…。
進行役である語り部が「日替わりゲスト」という構成は面白いですね。
満足度★★★★
役者の温度差を感じる
劇団の15周年記念第一弾公演だそうで、劇団の役者さん達の熱は、思う存分感じたのですが、反面、客演の役者さんとの温度差が出てしまった気もします。
一部の役者さんに、ミスキャストの感もありました。
二重構造のドラマ進行が、ラジオドラマの方は、結構面白いのに、本題の方の、ストーリーには、やや工夫が足りないようにも感じ、その点がとても残念でした。
主役のラジオスターを、日替わりゲストが演じるというアイデアはとても成功していたように感じ、楽日の三上さんの大熱演を観た限りでは、好感触で、楽しむことができました。
ただ、せっかく、ゲストが真面目に演じているだけに、コントのいじり的なアドリブ場面は、不必要な気がしたし、内容的にも、不釣り合いな印象を受けてしまいました。
ダンス場面は、高揚感があって、社中らしくて、好きでした。
ライター役の井俣さんに一際の存在感があり、嬉しく拝見させて頂きました。他に、堀池さん、岩田さん、山川さん、甘浦さんが、好演されていたように思いました。
満足度★★★★★
流石の・・15周年。
久々の観劇、十八番の“井俣さんのほとばしる汗”を含め・・、十二分に楽しませて戴きました。
今回の見どころ主役の日替わりキャスティング・・、一見無謀な気もしましたが、この設定ならではと、納得(企画の勝利)。但し、稽古が大変だったのでは・・。。[+才能豊かな“中野裕太“さんこれを機会にもっと舞台に出られては・・。。]
お芝居としては、ともすると“不安多自慰”に陥りそうなところを、旨く持ちこたえたのでは・・の印象。。然而終演直後、おもわず知人に「少年社中」観たよ!の(優越感)メールを配信。。
3か月後の中野MOMOもさる事ながら、その先の紀伊国屋ホール迄、がんばりゃ~て(なも)!
<☆明細>
[☆3.5] 基礎点(期待の大きさの裏返し)
[☆0.5] 観そこなった前作「モマ・・」DVDをゲット
[☆1.0] 終演後、お見送りに出られてた“大竹さん”のとても元気そうな御尊顔を拝する事が出来た事。舞台復帰、待ってま~す。
+α(収穫):同道した演劇初観君が演劇に興味を示し、ホットした事。
<ハナタレ君3号コメント>
おもってたより面白かったよ~。。
満足度★★
残念な仕上がり
日替わりゲストがメインキャストをつとめるという、その試み自体は面白いのだが、全体としては散漫な印象。
緩急がついていないのでストーリーが追いづらく、手のこんだ入れ子構造も効果的とは思えず、終始俯瞰して眺めてしまった。
15周年のお祭り騒ぎと思えばいいのかもしれないが、演劇作品としては残念な仕上がり。
決して嫌いな劇団ではないのだけど。
満足度★★★★★
是非、是非、是非、吉祥寺シアターへ!今こそ!
うわぁぁ。。
今、想うこと、語りたいこと、波のように押し寄せて、、、
でも、まだ深くは語れません。
とにかく、まだの方は、是非、観てください!!
世界初の試みである、ラジオと舞台。
その、素晴らしいコラボレーション!
ラジオが語りたくても、語り尽くせなかったもの。
舞台が表現したくても、しきれなかったもの。
今、少年社中さんの舞台で、成就する!
お互いが隠し続けていた大切な想い。
絶望が希望で、希望が絶望。
光が闇を創り、闇が光を創り出す。
君が僕で、僕が君。
15年間、ぶれることなく一貫して追い求めてきた「生きるとは?死ぬとは?」
その大命題に向かって、無茶な戦いを挑む、
少年社中という勇者じゃない、真の勇者たち☆
もう、可笑し過ぎて、健気過ぎて、可愛らし過ぎて、切な過ぎて、
胸が痛い!
もう一度、もう一度、もう一度、この舞台に会いたい!!
この想いは、もう恋なのか・・・?
でも、初日なのに、もう二度と会えないラジオスター、
土屋裕一さん☆
素晴らしかったです☆☆☆
こんなに、『ラジオスターの悲劇』の世界観を
哀しく切なく美しく最高に創り出し、描きあげてくださったのに、
どうして、もう会えないのですか?!
「悲劇」は、ここからも生まれています。
でも、舞台に生き抜いたその魂は、襷としてつながれてゆくのでしょう。
ありがとうございました。
また、特執すべきは、
舞台美術、懐かしの心揺さぶられる音楽、照明、衣装☆☆☆
本当に素晴らしいです!!
是非、じっくりと味わってください!!
満足度★★★★★
気に入った!
好きな戯曲構造でした。
分かりやすくて入り込めるのに、ちょっと新しい。
小ネタもたっぷり、ラジオっぽさもたっぷり。
キャラもたってる。
いい劇団を知ったなぁ。