満足度★★
残念
もう少し高いレベルを期待していたのだが、ハッキリ言って期待外れである。個々のマイマーに力の差があり過ぎるのに、集合的な演技をやらせたのは演出家が悪い。
満足度★★
チグハグなパフォーマンス
12人のパフォーマーによるパントマイム公演で、台詞や小道具を用いずに物がある様に振る舞ったり、人間以外の生き物を表現したりしていましたが、イメージの奥深さや広がりをあまり感じられませんでした。
パート毎にタイトルが付けられていて、1人の男と鳥の群れを描いた『Age of Birds』から始まり、カーチェイスをコミカルに描いた『スパイ大作戦』、レトロなテイストのアニメーション映像の中の物を操っている様に見せる『ショータイム』、人の一生を逆回しで見せる『LIFE』等、様々なシーンが多彩な手法で表現されていました。
ブラックライトを用いて手首から先、あるいは肘から先だけが見える様にして魚やクラゲを表現していた『海』は美しかったのですが、その後に続いた大きな顔を作って音楽に合わせて歌っている様に見せる『三文オペラ』は変化に乏しく冗長さを感じました。
具象的な分かり易い表現が多かったのですが形態模写に留まっていて、マイムだからこそ表現できる、時間や空間を飛び越える感覚があまり伝わってこなかったのが残念でした。『スパイ大作戦』での鞄の受け渡しのシークエンスは技術的には物足りなかったものの、その感覚がうっすら現れていていました。
全体としての一貫性が感じられず、散漫に感じました。もっと物語性を盛り込むか、あるいはそれぞれのパートが単体ではっきり完結するオムニバス形式として構成した方が良いと思いました。
台詞が無い分、表情で様々な感情を表現していましたが、演技が過剰で「熱演感」だけが空回りしているように思いました。場面によっては人形の様に無表情で淡々と演じた方が深みが出ると思いました。
BGMに用いられた映画音楽やポップスが大仰で、身体表現に釣り合ってない様に感じられました。ピアノ曲が用いられた『風』みたいなバランスが観ていて気持ちよかったです。
無題742(13-168)
17:00の回(曇)。16:25会場着、受付、ロビーで待ち16:30開場。6/19にイザベラ・フレヴィンスカさんの「DP1」をみた際、マイム公演があることを知りみに来ました。始まってからいちょうさんが出ていらしゃることに気づきました。いちょうさんは「maimuima」(2011/2012@バビロン)、「激情コミュニティ」(2013@参宮橋)でみました。開演前、ライトを持った男が2度登場、何かを埋めている様子。16:58前説(アナウンス)、17:00場内でも「(携帯などの)音」について注意あり。17:10、3度目、男が現れ…暗転、開演〜18:48終演。
今回、どのようなシーンなのかよくわからないことが多かった…という印象です。今までは、特に説明的なものがなくてもすぐに「そういうことか」と気づいたのですが、特に長めのシーンが?になってしまいました。「カバン」は意外とあっさりで残念、「海の中」のシーンは綺麗でした。
満足度★★★★★
見惚れてしまいました。
本当にセリフを発せず、体の動きと表情でストーリーが作られていて感動しました。
あと気づいたのですが、無声のお芝居なんて見たことがない為自分はどういう所に注目して観るのかなと思いながら観た所、出演者の「顔の表情」をガン見していたことに気付きました!
自分も今後の表現活動の参考にさせて頂きたいと思います。
あと映像とマイムを組み合わせたシーンは、私の大好きな小林賢太郎さんのポツネンの舞台みたいでハマりました。
あっという間でしたね(リピーターしたかったなー)、小さな子供達にもたくさん見にきてもらえたら楽しいでしょうね(^∇^)
満足度★★★★
純粋無垢な芸術。
もしくは、[素]の芸術だと思いました。演者の人柄が出る、というか・・・。
[求愛]・[海]・[ショータイム]・[扉]等が解りやすくて楽しい(*゚▽゚*)
細川サン、Bijureeサン他の、高い身体性のマイムには、つい身を乗り出して観てしまいますね♫