世界は僕を切り撮って 公演情報 世界は僕を切り撮って」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    熱演

    少し経ってしまいましたが、観に行きました。
    テーマは重かったですがワンシーンワンシーン
    とてもテンポが良く役者さんは終始全員熱演!!
    という感じのイメージが残ってます。
    パワーダウンを一切しない感じだったので終わったあとは
    少し疲れましたが役者さんの熱演をひしひしと
    感じれたということなのかなと思いました!!
    見ごたえある舞台でした!!

  • 満足度★★★

    台詞を張りすぎか?
    物語は面白いとは感じたが、小さい劇場のわりにセリフを少し張りすぎてるからか、世界観に入ろうとして弾かれる感じ。(初めての劇団だったから、これが普通なのかな?)
    もう少し抑え目にしたパターンで観てみたいかも。

  • 満足度★★★★

    少し経ちますが、・・・
    俳優陣の熱演に終始圧倒されて、観ていて良くも悪くも疲れてしまったかな。

    緩急を付けた演技の幅がもう少しあっても良いような・・・。

  • 満足度★★★★

    投稿が遅くなりましたが‥。
    感想を少しばかり。脚本の力強さやセンスは相変わらず素晴らしいものがあるなぁと感じました。また今回は特に印象に残る台詞も多かったと思います。

    ただ、この劇団独特の”尖り”が今回は薄く感じられたので、正直少し物足りなさも感じてしまった。

    このへんは次回に期待したいと思います。

  • 満足度★★★★

    押し引き
    テーマは興味深いもので、脚本もなかなかよくできていたと思います。
    ただ、テンポよく進む展開には引き込まれていくのですが、最初から最後までのほとんどの役者のテンションが高く、90分ほどのステージなのですが疲れてしまった!というのが素直な感想です。 もう少し強弱をつけた演出になれば、見せどころなども、よりいっそう引き立っていくのではないでしょうか!?

  • 満足度★★★★

    良い舞台でした!
    深刻で重いテーマでありながら、テンポの良さや演出のせいか、雰囲気が重くなりすぎず観易かったと思います。最後は希望の持てる終わり方で、良い気分で帰る事が出来ました。都合よくまとめすぎと思われる方もいるかな?と思いますが、個人的には、この終わり方で安心(?)しました。女性の役者さん4人の舞台でしたが、みんな個性的で熱演されていたと思います。素敵な役者さん達に拍手を送りたい良い舞台でした!

  • 満足度★★★★

    素晴らしい姿勢
    生きる上で抱えている問題と真剣に向き合おうとしている姿勢が素晴らしいと思いました。
    ちょっとスカしている位の方がカッコイイとされるこのご時世で、このように真正面からテーマに取り組むというのは、稀有な存在だと思います。
    その真面目さや熱量が役者の演技にも出ている点も良かったです。
    岩井美香さんは怪優ですね!(演技がですよ!)

    ネタバレBOX

    <ある場面>
    マスコミに囲まれた少年とアリサ。
    客席側にマスコミがいるという設定。
    少年は客席を見ながらアリサにつぶやく。
    「マスコミの後ろに無数の野次馬がいる。この国では誰もが犯罪(事件?)の当事者なんだ。」

    観客はその野次馬としてこの言葉を聞く。
    ドキッとした。素晴らしい演出。


    脚本もとても上手く、ずっと「?」だった伏線が、衝撃的な展開でひっくり返される。

    ただ、脚本については、個人的には全肯定でもない。
    ひとつは、ご都合主義で設定が出来ているということ。リアリティのないできすぎな設定が散見された。面白おかしいだけのエンタメ作品なら、ご都合主義でもよいのかもしれないが、こういう真面目な問いかけのある作品の場合、ご都合主義では、まず、リアリティが削がれる。そして次に、物語り易い設定になっているために、ひとつの物語に回収されてしまい、解釈が狭まる。これらがとてももったいないと思った。
    フィクションであっても、作り事なんだなと観客に思わせない作品にして欲しかった。
    もうひとつは、ラスト。希望を持って世界に向っていく姿勢は良いことだと思うけれど、なんだかキレイにまとまり過ぎて、あまり印象に残らなかった。残酷な結末が見たい訳ではないけれど、十数年も引きずってきたことを、そんなに簡単に希望で終われるのか、、、という気はした。
    観客である私は、物語世界で希望が演じされるのを見たいのではない。
    劇場を出た後で、それでも希望を、、、と思いたいだけなのだ。

    と、厳しく書きましたが、このように真面目に作品創りをしている姿勢、とても素晴らしと思いました。

    次回作も期待しています!!!
  • 満足度★★★

    勇気
    フライヤーから受ける印象とは違って、重い内容だったのですが、重さを重く感じさせないコミカルさや潔さを感じられたのは役者の方々の個性が大きかったかと思います。

    前に進もうとする勇気が観劇後に爽やかさを残してくれました。

    ネタバレBOX

    中学時代に助けた同級生が、選考委員として名前がでるのは伏線回収だと思うのですが、これがとても綺麗にまとまりすぎている印象を受けました。

    最後の未来に向かっていく姿が、過去を内包したままの立ち姿より、全くの見知らぬ他人に手を伸ばす方が、少しでも繋がりたいという希望を見せてくれるので好きです。
    好みの問題ですみません。

    あと、行為にしろ対象にしろ未遂にしろ小学生の性を肯定することはできませんでした。
  • 満足度★★★★

    個性的な役者たちの功罪
    最終的には物語も回収され、
    役者たちの印象もしっかりのこりました。

    ただ、役者たちの個性が、
    物語には武器にも足枷にもなっている印象がありました。

    破綻を感じない物語の組みあがりでしたが、
    もっとスリムに削がれても良い部分があって、
    中盤がやや冗長に感じたりもしました。

    ネタバレBOX

    役者たちの個性は相当なもので、
    其々の個性が生かされるように
    シーンも描き込まれていて。
    だから、個々のシーン自体としては、
    見応えのある部分もあるのですが・・・・。

    物語を組み上げていく中で、
    その個性を引きこまなければならないことで、
    やや、遠回りしたり冗長になった感もあって。

    冒頭の伏線が生きて、
    終盤に物語が解けきるところは
    無理なくきちんと作りこまれているのですが、
    中盤のやりとりなどには、
    回り道をしたりふくらみが回収されない感じもあって。

    役者をどう生かすかという観点からは
    あるいみよく書きこまれた作品だと思うのですが、
    でも、作り手の物語る力を真にいかすのは、
    今回のような、どこかあてがき的な作劇ではなく、
    役者の色から解き放たれた作劇ではないかなぁとも思ったり。

    いずれも初めて拝見した
    4人の役者たちも、
    見栄え通りのロールで演じられることでの
    安定感や強度、さらに舞台上に醸す密度は感じましたが、
    その安定が隠す、
    役者としてのさらなる魅力がきっとあるようにも思えたことでした。




  • 満足度★★★★

    フライヤーのポップさに反して
    テーマは重い物でした。でも、それに押しつぶされることなく、テンポのよさと飽きの来ないストーリーですごく楽しめました。4人の女優さんの熱量がすごい!いくつかの伏線もきちんと回収され、観劇後はとてもスッキリとした気分になれました。

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