ブリの照り焼き 公演情報 ブリの照り焼き」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    Bチーム
    これぞ、舞台の王道!という感じのオーソドックスで安心感のある作品でした。 途中に入る、専門用語の説明も笑いを取りつつもありがたかったです。 タイトルの「ブリの照り焼き」も、しっかりストーリーに入っていて納得でした。 店長のキャラが軽い感じで観れる雰囲気を作っていたようにおもいました。

  • 満足度★★★

    結構さくさく進むストーリーでありました
    まともというか、王道というか。
    奇のてらいなく進む話に納得でしたが、
    なんか(=眠くなったのが理由です)一味二味不足してる感がありました。

    (約100分でした)

    ネタバレBOX

    綺麗なセットで用意された、会社のオフィス一室が舞台です。
    (あぁ会社っぽいなぁという日常感がよかった)

    さて入社半年で1件も契約が取れていなかった新入社員菅野さん。
    先のお客様に豪語した金額は600万円でした。
    次回のアポイントの時までのタイムリミットは1週間きっており、さぁ大変・・・。
    で奮闘するも前日まで何の策も浮かばず、
    ついに上司である内海が、
    自分の案件(というか会議のアポイント?)放り出して
    手伝ってくれる事になりました。
    (この決断は人情ものとしては正解だが、
    会社や自分の信用問題としてはどうであろうか?)
    まっいろいろ知恵を絞って、
    メーカー側のコスト削減で600万円分を捻出しようとするのだが。
    あと120万円が削れなかった・・・。
    しかぁし奥様が毎月1万円づつ、
    旦那の財布から抜き取っていたヘソクリ10年分の放出を決めて、
    見事契約と相成るのでありましたー・・。  ベンベンっと!

    ちなみにタイトルは、
    自炊に凝ってる主人公菅野の最近の、のめり込みレシピだそうです。
    (10日間同じメニュー食べてるそうだ(^^)=根性あるとこの表現かな?
    そんで、元専業主婦だった高橋先輩などに特別レシピを教えてもらったり。
    そこでの台詞が、後の内海にも生きてきたりするとかしないとか・・・。

    合間に入るメーカーの宣伝アイドルが、
    いろいろと建設業界の豆知識などを教えてくれるコーナーが出現したり。
    結構説明は頑張って笑い取りながら(後半の出現場所にはビックリしたさぁ)
    やってくれて親切でありました。

    リズム感もよく、明るく舞台表現していて楽しめたのに。
    なにか不足を感じたのは?ナゼなのかはわからんかったー。

    人間とは不思議なものじゃのう・・・・・・(-_-)
  • 満足度★★★★

    Gチームを観劇
    一生懸命がんばる新入社員と、それを見守りながら応援する会社の仲間たちにほっこりしました。一見頼りなさそうな店長の言葉が印象に残りました。Bチームも観たいなぁ~。

    ネタバレBOX

    ブリの照り焼きは主人公の得意料理だったんですね。

    新入社員が好きなアイドルが男闘呼組だったり、若い夫婦の子どもの呼び方がリンリンランランだったり、懐かしすぎる名前に思わず笑ってしまいました。

    ドームホームのイメージキャラクターが専門用語を説明するシーンがちょっと浮いてたかな。
  • 満足度★★★★

    人間味
     不思議なタイトルに惹かれた作品だったが、裏切られなかった。隠し味のように微妙な按配を見事な科白と巧まざる演技で表現して見せた。巧まざると表現したが、観客にそのように見えるということは、シナリオ、役者の佇まい、演技共に最高レベルである。実際、このシーンで、舞台がぐっと引き締まった。(追記 5.16)

    ネタバレBOX

     このシーンとは、営業成績トップの内海に対して、店長の阿部が、二人がぶつかった仕事の話をするくだりである。当時、店長は、利潤優先に陥り、営業として最も大切なこと、即ち、顧客の立場に立って最善の手を選ぶ手伝いをすることを忘れかけていたのだが、内海の顧客本位の姿勢に初心を思い出させられた、と語る。その上で、彼女と全然成果を上げられない新入社員、菅野が似ていると告げる。また、上司とぶつかった時の彼女の主張が、営業を生業とする者にとって、全面的に正しかったことも告げるのである。
     これらの行程を経たうえで、菅野の面倒を見てくれと頼む。何と深い心理洞察に満ちた遣り様だろうか。無論、これだけのシナリオを上げてくる作家、演出家である。キャスティングの妙、主役(西川 俊の爽やかさと良い意味での若者のナイーブな面を表現した時の“らしさ”)、(内海役、渡部 愛の人情家であるが故の厳格)店長(阿部役、松山 コウの温かさに現れる心理洞察の鋭さ)など素晴らしい演技を引き出している。言うまでも無いが、役者陣もこの演出に見事に応えた。
  • 満足度★★★★

    Bチーム観ました
    劇団初見。期待以上によかったです。夢を売る仕事の理想と現実を描いた人情劇は特に目新しいことはありませんが、安心して楽しむことができました。

  • 満足度★★★★

    面白かったです!
    ストーリーは特に変わった展開ではないですが、逆に安心感がありました。
    店長さんの、ほのぼの感が良かったです。

  • 満足度★★★

    【Bチーム】観劇
    ちょっと疑問が残りました。

    ネタバレBOX

    金利が何パーセントで、年間返済額が年収の何十パーセントに収まっているかなどの細かいことは省略しますが、担当者や先輩が言う通りこのお客様は年収面から見て、350万円の6倍の2100万円まで住宅ローンを使って借入できるものと仮定しましょう。

    担保掛目についてあまり考慮されていなかったのも気になりましたが、それは置いておいて、おじいさんの土地建物を共同担保にして担保価値が大幅に増えるため、借入額も増やせるような説明をしていたのは間違いです。先輩自らがおっしゃった通り、先程の年収の縛りから2100万円を超える借入はできません。

    そもそも、銀行の住宅ローンが借入限度額を設けているのには理由があります。借入過多で生活そのものが成り立たなくなることを防ぐためです。資金使途と返済能力と担保価値を勘案してローン実行額は決められるもので、担保があればいくらでも借りられるというわけではありません。

    また、材木を、質を落とさずに50万円安く仕入れる話も、それならばこれまでも他のお客様に対してもそうしてあげるのが筋じゃありませんか。特定の人にだけ別の仕入れルートを使って利益供与するというのはフェアではありません。

    みんなで協力して問題解決に努力した点は評価しますが、また新人さんも今回のことで勉強した知識が今後に活かせるとは思いますが、ちょっと疑問が残りました。

    ところで、店長さんですが、飄々とした感じを出そうとするあまり、ちょっと浮いた感じがしていました。また、ラスト直前に、お客様に会いに行くと言って出て行ったのは意味深でしたが、プロジェクトの復活と関連性が感じられなかったのが残念でした、深読みし過ぎかもしれませんが。

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