満足度★★★★
青空文庫で原作読むぜ♪
セロ弾きをライターに変えるなどした翻案部分だけではピンと来なかったかもしれないところ、原作(を抜粋してのリーディング)パートも併行させることで相乗効果をあげるという頭脳プレー。
ノートPCの照り返しを使ったり、灯体のいくつかをかなり低いところに下げたり床に置いたり、な明かりとシンプルながら空間をうまく整理して使い分けた装置も同様に1+1が2より大きい効果をあげている、的な。
青空文庫で原作読むぜ♪
現代版セロ弾きのゴーシュ
朗読劇の要素もありアットホームな雰囲気のいいお芝居でした。
個人的には登場人物の設定が現実的過ぎて原作のイメージと馴染まなかったのが少々残念。 もう少しファンタジックな仕上がりが好みかも…
朗読の部分がテンポよく分りやすくかった反面、各場面での間には何となく居心地の悪さを感じて、上演時間の割には長く感じてしまいました。
演出の意図が読み切れない自分を痛感したので、もっと勉強して次回作に臨みたいと思います。
キレイだ。
シンプルな舞台装置ながら照明の使い方が効いていて、ニクい空間演出。お洒落なカフェ公演の雰囲気もあって良い気分でいられました。
物語自体は他人との分かり合えなさや勘違いを主軸に、目崎さん演じるゴーシュを下敷きにした主人公の周囲を描いていくスタイル。各場面同士の繋がりは若干弱めに感じたものの、何より空間が統一出来ているので流れとして自然に観ていられた。
これが企画公演となると、本公演はどうなっているのか。今回観られたのは収穫。いずれ本公演にも行ってみたくなりました。
満足度★★★★★
キレテナーイ
童話の世界と現実の世界をシンクロさせると、セロ弾きのゴーシュには社会人の在り方を示す人生訓が詰まっていたことがよく分かりました。
満足度★★★★
金星音楽団
ゆったりとした音楽のもと「セロ弾きのゴーシュ」の朗読を聞きながら、くつろぎの空間を楽しむといった感じ(ゴーシュ自体は試練のお話ではありますが)。そして最後には気付きを与えてくれる。 しっかり堪能いたしました◎