満足度★★★★
今後も期待!
まず、セットのすごさにひたすら驚きました。
2時間超えも長く感じない熱い舞台でした。
リジョロさんは他の舞台では味わえないライブ感があり、
役者の皆さんが泥だらけになって芝居をしている姿は魂を感じます。
これからもずっとそのままで突き進んでいてほしいです。
しいて言えば、叫びとスピード感のある場面が多いのでセリフが聞き取れない部分が多々ありましたが、そこまで気にはなっていません。
もっと大きい会場でやってもいいんではないでしょうか?
これからも期待しています。
満足度★★★
胸の奥の郷愁
青年時代を大阪の小劇場と共に過ごしてきた私にとってどこか懐かしさと
それでいてあの頃押し止めていた「熱」のようなものを感じずにはいられなかったです。どこかで聞いたことがあるお名前だと思っていましたが、なるほど。
作品の中に生きる人間のあつくるしい部分、とても共感いたしますが、
惜しむらくは、全体の「静」のバランスがもう少し絶妙に混ざり合えばと感じました。
次回、別の作品も観てみたいです。
満足度★★★★
150分の上演時間もさほど長く感じず
荒廃した未来、地上の有害なガスを浄化するために地下で作業するグループがいた…なSF設定だが昔の鉱山の作業場を思わせる装置(仕込みに4日って…(絶句))で繰り広げられるドラマは骨太で男臭く、土着的(←ダブルミーニング)。
また、先述の装置のみならず、衣裳や小道具も凝っており(劇団桟敷童子のそれに通ずる感覚?)、結末はやや甘い感もあるが観応えたっぷりで150分の上演時間もさほど長く感じず。
満足度★★★★
土竜
受付で砂埃が舞うのでとマスクを貰い、客席へ足を踏み入れるとセットの凄さに驚きました。
舞台上の床は土で、2階どころか3階や地下もあり、捌け口を数えてみると10ヶ所はありました。
最初の方に人物登場、状況説明、大筋、関係性、問題点などが詰め込まれていて、頭の中で整理するのがちょっと大変でした。
また怒鳴り声が多く、全員が怒鳴っているシーンが続くと疲れてしまったりもしましたが、人の愚かさを踏まえた上でのラストは清々しいものがありました。
終演後、マスクを外してみると真っ黒で、顔も汗拭きシートで拭いたら真っ黒。
観劇してきたとは思えない状態が、滅多にないことなので楽しかったです。