満足度★★★
観劇の感想です.
私にとっては難しいタイプの方の演劇。こういうジャンルは台詞や舞台の美しさが重要になるのだろうと思う.衣装もちゃんとしていて作り込んでいるなと思った.朝から頭が痛くて体調が悪かったので朦朧と見てしまいもったいなかったです.一緒に言った人は良かった!と感動してました.私は赤い糸や蜘蛛の巣のような演出がとても気に入りました.
満足度★★
本編はともかく時間にルーズ過ぎる
まるで夢の中のように森からエレベーターの中などといつの間にやら場が移っているという舞台向きな展開の前半と人や世間との繋がりに芥川リスペクトを加えた後半が割と好みだが、定刻前になし崩し的に受付を開始したり開演が10分以上押しても知らん顔だったり、時間にルーズなところはいただけない。(よって星を1つ減ずる)
一方、客席に忘れ物があったことを終演後いち早くメールで知らせたことについては感心。
満足度★★★★
熱演
この作家の傾向として記憶のディテールへの拘りが、舞台上で表現された観念連合や森の正体なのだろう。そして、キリンQは、作中で指摘された通り、主人公自身であろう。つまり自己認識の為に主人公が析出した自己の影だ。以上の解釈が正しいとすれば、この作品は、自同律とその不快を表現したものだろう。
満足度★★★★
熟成肉の旨み
携帯電話を失くした男の不安と混乱、そして見つかった携帯に残る着信履歴は
すべて「麒麟Q」からだった…という冒頭からシュールな展開だが
役者陣の説得力のある演技で飽きさせない。