現代朗読公演
沈黙の朗読
実演鑑賞
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/22 (金) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://grkinfo.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html
期間 | 2013/02/22 (金) ~ 2013/02/22 (金) |
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劇場 | キッド・アイラック・アート・ホール |
出演 | 野々宮卯妙、金宜伸、水城ゆう |
脚本 | 水城ゆう |
演出 | 水城ゆう |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,000円 【発売日】2013/01/15 予約2500円/当日3000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2月22日(金)15:00 2月22日(金)20:00 |
説明 | なにもいわなくていいの。それより私の話を聞いて。 こんなことが自分の身に起こるなんて、何十年も生きてきて想像したこともなかった。 なにしろ、彼はまだ二十二なんだから。 ――現代朗読とはテキストを素材とした音声表現である。 * 朗読を聴くとき、多くの人はそのストーリー「お話の内容」を追おうとする。かねてから私はそのことがとても残念に感じていた。 朗読において朗読者からオーディエンスに伝わるものは、本来もっとリッチなものだ。その声質、息づかい、空気の動き、存在そのもの。それを感じてもらいたいと思っていた。 なかでももっともリッチなもののひとつが「沈黙」なのではないか。沈黙を成立させるための朗読パフォーマンスがあってもいいのではないか——。 こうして2010年3月に中野〈plan-B〉で榊原忠美との「沈黙の朗読——記憶が高速を超えるとき」を初演、一連の「沈黙の朗読」シリーズが始まった。野々宮卯妙は、女優の石村みかを加えた同シリーズ「特殊相対性の女」で名古屋芸術劇場などに出演したのを皮切りに、2011年には同シリーズ「槐多朗読」のソロを務めている。「槐多朗読」はすでに六回を数え、今回〈槐多〉の上のホールに移って、沈黙の朗読「初恋」の実現を見ることになった。 今回、ダンサーのキム・ウィシンに加わってもらうことができた。沈黙のダンス。それはどんなものだろう。 そして舞台美術に造形作家の丸山純子を迎えることができた。繊細で静謐な丸山作品が、沈黙の朗読にどのような化学反応を起こしてくれるだろうか。 私もみなさんとおなじ時間と空間を共有し、沈黙を心ゆくまで味わってみようと思っている。 (水城ゆう) |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽・即興演奏:水城ゆう 美術:丸山純子 照明:早川誠司 |
こんなことが自分の身に起こるなんて、何十年も生きてきて想像したこともなかった。
なにしろ、彼はまだ二十二なんだから。
――現代朗読とはテキストを素材とした音声表現である。
*
朗読を聴くとき、多くの人はそのストーリー「お話...
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