『金色の龍』 公演情報 『金色の龍』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★

    FTっぼい作品でした。
    抜けた歯が料理に入って、客のCAが持ち帰って何回か口に入れる場面があったんです。客席とか私はヒイッてなったんですが、隣のお婆様がツボだったらしく、クスクス笑うんです。私だけ凄いホラー体験しちゃいました

    ネタバレBOX

    難解な作品でした。
    そもそも難しい内容で、分かりにくい脚本だと思いました。感性に頼った部分が多く、刺激的なシーンも多いのですが、正直、何を言いたいのか、よく分かりませんでした。虫歯と虫歯の穴の中の家族の場面が一番笑えました。

    一人難役もこなし、役者が舞台上に出ずっぱりで最小限の衣装替えで演じていたのは面白かったです。大半は男女を逆にしていたようですが安直な感じもあります。CAの金持ちの彼氏が面白かったです。

    演技は未熟な点が目立ちました。特に飲み屋のパントマイムは残念でした。グラスやビンを持っていたら、多分こぼれまくったと思います。台詞はトチりが多く、脚本のスピード感を活かしきれていない印象です。言い間違いはともかく、孫娘の彼氏役はアクセントが違っていて、若者言葉を真似る高齢者にしか見えませんでした。

    客席の笑いは演技で起きたものではなく 、失笑・嘲笑の類に感じました。キリギリスと虫歯は検討したと思います。ただ、キリギリスはバイオリンを引く場面で、首を持つ左腕の動きが気になりました。弓を引く腕と同じように動かすより、バイオリニスト風に体を揺らした方が様になると思います。

    内容はよく分かりませんでしたが、劇場が狭い分間近で見られ、楽しく拝見しました。

  • 満足度★★★★

    ロンド
    たいへん面白かったです。見ながら、ロンド(輪舞曲)という言葉が頭に浮かびました。幾つものエピソードが、短く次から次へと切り替わり演じられたのですが、中華料理店の厨房に繰り返し戻って行く。エピソードごとにテンポもトーンもリズムも変わるのだけれど、中華料理店に戻るその度にa.tempoとなる。スピード感もあって飽きなかった。役者が実力派でした。原田大二郎は存在感抜群で、コメディもできる人なんだな〜
    と思いました。大原康裕っていう役者さんは全体のリズムやテンポを自由に操っている感じ。玉井碧も上手いな〜!ベテラン達が安定感あるから、若手も伸びやかだったな〜。演出も、あんな狭いところで、ほとんどマイムだけで、あんな風にできるのか〜と思いました。ドイツ演劇、面白いですね。舞台美術にもう少し工夫があれば、なお良かった。

  • 満足度★★★

    とあるアパートでの
    人々(と虫たち)のちょっとした出来事を、一人何役かの演技を通してのぞき見している感じが楽しい。

    ネタバレBOX

    主宰の虫歯ダンス、このワンシーンでにファンになった(笑)。

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