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満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    場景が目に見えるよう
    震災により池袋から川越街道を歩いて帰宅することになった人々を描いたロードムービーならぬ「ロードプレイ」。ほとんどの人物が上手から登場して下手にハケるという繰り返しだが、それぞれの場景が目に見えるようなのがユニーク。

  • headlong to their grave
    新たな標を見つけたが道程は遙かに遠い

  • 「帰宅支援」を考える作品
    12人の登場人物が震災後の東京から郊外に向けて歩いて帰ろうとする、その道行きの様々を、おそらくエチュードを主にして組み上げていった作品。
    初マシュマロ・ウェーブ、再演となる埼玉バージョンを観劇。今回は京浜バージョンもあるとのこと。
    会場入り口で「歩いて家に帰る地図 川越街道版」が無料配布される。劇中でも使われた、マシュマロ・ウェーブ企画協力によるジャバラ状の携帯地図。東上線沿線の書店で発売中とのこと。

    震度4程度の地震でも首都圏の交通がマヒし、「帰宅支援」という言葉が一気に広まった昨今、そこをテーマに身近にある可能性を追求した意義ある一本である。出演者は初演時、実際に川越街道を歩ききったという。
    ぎっちりと創り込んだ作品を期待する向きもあるかもしれないが、このようなテーマの作品において、主義思想を事細かに織り込んでも仕方ないかとも思う。
    それにしてもお客さんが…やや勿体無いのでは…

  • 初日観劇。
    シンプルな一本の道が示してあるだけの舞台。年齢&容姿ギミックも私はむしろ楽しめました。全ての人物が実は○○だった、という重要な設定があり、それに気づくか気づかないかで味わいが全く違ってくる芝居だと思います。私は気づけなくて、それが残念でもありました。

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