知恵と希望と極悪キノコ 公演情報 知恵と希望と極悪キノコ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★★

    初演も観たが、この再演も観たくなった
    やっぱ面白い。

    ネタバレBOX

    LIVESは、おっちゃんたちが必死にあがく姿を描く。

    今回は、売れない役者たちが、仮面ライダーの映画撮影で、戦闘員を演じる。
    彼らが必死にもがく姿が、役と実際が少し重なり、ほんの小さな明かりと悲哀、そして笑いが生まれる。

    初演に比べて少し盛り込んだようで、感情が伝わりやすくなった反面、少し長くなった印象もある。

    にしても、役者たちの哀愁感がなんとも言えない。

    基本、いい人しか出てこないというのも、なんかいい。
  • 満足度★★★★★

    愉快、愉快
    タイトルから怪しげな雰囲気な劇を想像してましたが、特撮映画のキノコ怪人の手下を演じる役名もなき脇役の人たちが主人公であるコメディーでした。
    想像以上の面白さでした。話しもテンポよくて飽きさせず、随所に爆笑させられ、舞台ならではの演出にも魅了され、途中の踊りも楽しませていただきました。
    本当に楽しかったです。

  • 満足度★★★

    悲哀
     端役を主人公にした作品。訴えるのは、他の人々と同じように一所懸命生きているのに、十把一絡げにしか扱われないばかりか、利用されるだけされて、後はポイと捨てられるだけの彼らの悔しさ、虚しさ、悲哀。それだからこそ、逆に、役を貰えた彼らは科白に命を吹き込み、役に掛ける意気込みも高い。だが、初めてプロのステージに立つ者、初めて映画に出る者等々、寄せ集めであることも事実。このチグハグが、この作品成立の要件だ。

  • 満足度★★★★★

    楽しかったぁー!!
    何度も笑わせてもらいました!

    ネタバレBOX

    下ネタ…、と言っても小学生が使うようなウンコネタでしたが、大いに笑い、あの役者は本番中にウンコをしに行って撮影を遅らせたという噂が広まるであろう芸能界の怖さや、今度は時間稼ぎのためにわざとそうしたと美談に持っていこうとする芸能界のしたたかさが伝わって来ました。

    悲哀を卑猥と聞き違えるのはどうかと思いました。別にキノコ人間がアレらしく見せているようにも見えなかったので、大人の下ネタの方は要らないように思いました。

    確かキノコ人間Cの役者さんは、以前のお芝居でも滑舌が悪いとツッコマれていたような記憶があります。そんな役者さんに手術などという難しい発音の入った長台詞を言わせるなんて、もし終盤の本番シーンでトチったらどうするんだろうと思ってしまいました。もしそうなったら、監督さんは怒りまくり、みんなも本当にそうなっちゃったとか言いながら、もう一度本番をやるのでしょうね。そして2時間10分が2時間15分になってと、そんなシーンも観てみたかったなと思います。

    ヤフー知恵袋への質問から一転、ヤフー知恵袋へ回答する立場になることで事態を好転させるなんて物凄いアイデアです。着想の素晴らしさに感嘆しました。

    顔出しにこだわった俳優、何とか顔出ししようと試みるも実力の無さや仮面ライダーのイメージもあってカメラには一切顔が写らない俳優、こういう描き方も素敵でした。

    キノコ人間Aの人にはファンがいて、いい演技もできて、それでも芸能界を去るのでしょうか、厳しい世界ですね。
  • 満足度★★★★

    胃が痛い!!
    昔、CMの制作の仕事をしてました。ゆえにこの舞台観ていてその時の胃の痛みがキュンキュンと蘇ってくるようで・・・。前半は今ひとつでしたが、後半の展開はなかなか面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    マニアックな視点の作品
    小劇場でよく見かける顔をテレビのドラマや映画で見かけると、まるで自分がその俳優を育てたかの勢いで「あそこのシーンのあの人はね…」と語っちゃうことがあります。終始、戦闘員ガンバレ!の気持ちで見てました。たくさん笑った。

  • 満足度★★★★★

    タイトルの意味
    主役は極悪キノコでも仮面ライダーでもありません。6人の毒キノコ!

    ネタバレBOX

    売れない役者とキノコ軍団のエピソードに実感がこもっていました。最近のライダー物の内容が複雑化している時流も捉えており、着眼点が良かったと思います。ジャンケンのみでメンバーを選ぶアイドルグループも面白かったです。

    使い捨てのキノコ団に自分たちの姿を重ねる所が印象的で、戦闘員Aの最期の台詞が泣けました。悲哀と卑猥の聞き間違いも面白かったです。照明さん達が本場の博多ラーメンを食べに行くエピソードは面白かったのですが、核となる話の筋と関連が薄く、突発的な感じもありました。

    あと、戦闘員の失敗がCに集中していたのが気になりました。Cに腹がたちますし、監督の戦闘員シーンのカットが暴挙にも思えました。脇が立ちすぎる感じもあり、少し散文的な印象ですが、ドタバタぶりは良く伝わりましたし、展開は面白かったです。

    演出は、広い舞台を余すところなく使い、制作のドタバタが存分に表現されていたと思います。特に、昔を懐かしむ場面などでスムーズに場面変化するのが素晴らしかったです。また、序盤の制作会見中、下手で戦闘員達がずっと踊るなど、細かな演出も楽しかったです。ただ、喫煙所の横の自販機に行くのに、喫煙所方向ではなくトイレ方向に出て行ったのは気になりました。聞き違いでしたら、すみません。

    演技は、6人のキノコ団だけでなく、他の役もそれぞれに個性が出ていて面白かったです。監督は目つきが変わるのが面白かったです。JKPの3人も可愛く、キノコ団に勝利した後のガッツポーズが面白かったです。ざます婦人の女優さんは立ち居振る舞いが良く、終盤に夫に惚れ直す場面が面白かったです。戦闘員達は、少し他の役に喰われた感じがありましたが、小物感が良く出ていました。

    キャストが多く、豪華で歌あり踊りありの楽しい舞台でした。スタッフワークも良く、楽しく拝見しました。

  • 満足度★★★★

    端役の意地
    登場人物が多いせいなのか、ちょっと間延びするようなところもありましたが、LIVESらしいヒューマンコメディ堪能させてもらいました。

  • 満足度★★★

    予告どおりの楽しい舞台でありました
    けど、中だるみ感もあり。
    もっと洗練できたのでは?と思いましたです。

    開演前の受付が45分前からで少々短かった上に、
    手間取ってるようで、
    観客の列を作ってしまって開演も遅れたのは改善すべきでは?
    (せめて開演1時間前からの受付開始とかも考慮に入れるべきと思われた)

    全席指定の2時間強でした

    ネタバレBOX

    仮面ライダーいなずま!・・・の劇場版製作現場=撮影所の話でした
    (舞台セットは撮影所内部っす)
    好評に終わったTVシリーズ(’71年らしい)の跡を継いでの劇場版製作→人気アイドルグループ”JKP89”やら、往年の元アイドル・・今はさっぱりで、製作サイドに仕事下さいと言い続けるようなオーラの消えた今回初の悪役する俳優さん等を要し、この映画出演を最後に役者を辞める決意をした戦闘員A役の俳優さんなどの話を。撮影現場でドタバタと楽しく見せるコメディでありました。始まりは製作発表の場で、各キャラクターの紹介に後ろに名前のプラカードが出るので判り易かった。

    戦闘員A役のシバヒデキが撮影所で待ち時間前に来ていて、次々と役者やスタッフが入ってくるとこで。照明部が来ない!との話が・・。なんでもクランクインで盛り上がって飲んでたら、〆のラーメンを豚骨にしたくて本場の博多に行こうと夜行バスに乗ってしまったと。(よくある曇りガラス風の会話にして再現アリ=笑えた)で外は雨だし撮影所内で照明さんいなくても初日だし撮影は決行となる。最初は戦闘員役の方々が集合して来ますが、シニア役者で初演技となる人がいたり、劇団所属で妙にテンションの高い人がいたり。個性が強かった・・・。と思ったら、20年売れてない元アイドルの隼駿太郎さんも濃かった(^^)。女幹部役は昼ドラ=田園調布の噂の女ザマス婦人役の白城ミサが大物女優風で登場(再現ドラマの”ザマス婦人”は楽しかったー)らしさもGoodで、夫はこの劇場版の脚本家で気の弱そうな感じが伏線・・・。
    シバさんの最後になるという役どころのため、一致団結して脚本を読み込み撮影シーンを盛り上げようとする戦闘員仲間達であったが、思いっきり空回りして、怒った監督がそのシーン丸ごとカットとする事になる。何とか知恵をめぐらせて、周囲の協力も得て。そのシーンは予定通りに撮影できてクランクアップのスチール写真の撮影で終劇です。

    でーその知恵をめぐらせたトコロが間延びしすぎてましたね。コメディなので構わないといったらそーですが。脚本家の言った”悲哀”と戦闘員らが聞き間違えた”卑猥”って5人も揃って聞き間違えるのは説得力に欠けると思ったなぁ。隼さんの機転の利かせ方とか、2名だけ残っていたと思ったスートーカーまがいのファンが、実はシバさんのファンだったのは割りと想像通りではあったが、駿太郎の(自分のファンは)「絶滅してたかぁ」の台詞は笑えました。
    で敵役の悪の組織デビルタンの劇場版用の敵(隼役)のデスキノコのキノコに拘る理由が、敵仮面ライダーの必殺技”ライダーサンダー”=雷の落ちた後にはキノコが良く生えるという説明も楽しかった。知恵を出し合うはずが、妙案が出なくてネットの知恵袋に投稿して回答を得ようという発想も受けました。
    →結局上手い回答が得られなかったが、脚本家の投稿に気づいて上手にたきつけて撮影シーンを戻すのは説得力あったが。このくだりまでがgdgdっぽくていただけなかったなぁ。アイドルJKPがじゃんけんで3万人から勝ち残った89人という設定も楽しかった。(JKP=じゃんけんぽんの略でしたし) また妙に耳に残ったのが戦闘員D役の役者さんの所属団体=劇団年中無休という劇団名が気になったなぁ(^^) また監督がJKP好きらしいと撮影映像の巻き戻しが楽しい動きでありました(6番シードのドライビングエンジェルフィッシュ思い出しました(同じような再現シーンやっていたんですよ(^^))妙にすれてたライダー役のスーツアクターに、話での定番デビルライダーとか。細かい設定も良く出来ていた分。くどかったとこと中だるみしたとこは残念でした。
    お金が全てのプロデューサーと監督の喧嘩とか。最後にきちっと決めたシバさんのs-ンとかはかっこよかった。
    それにしてもライダーの頭の上に雲が乗ってるデザインも笑えたなぁ。=映像ではCGで処理して、今回のはスチール撮影用とかの台詞も細かくて良かったんだが。
    ちなみに”ザマス婦人”気に入ったんだけど、
    スピンオフとかしませんか?(^^)
  • 満足度★★★

    楽しくて暖かい舞台
    なのですが、全体に緩い感じ、もしくはベタ凪といった、演出の味付けが薄い印象。

  • 満足度★★★

    毒キノコ戦闘員
    雑魚キャラの意地のミセドコロってとこでしょうか!!

    撮影所でのドタバタ芝居、たのしく観劇させてもらいました。

    ネタバレBOX

    「田園調布で噂の女、ざます婦人」だっけ、おもろいな。

    JKPメンバーがたくさん出てきた時はこんなシーンが続くのかとびびったが、あのシーンだけでよかった。
  • 満足度★★★

    普通に
    面白かったのですが、ベタでチープでgdgdな感じなのは、まぁ、わざとなんですかね。。 ちょっと内輪受け狙い?なのかなという感じを受けてしまいました。。 スイマセン。。 最後にうまくいったときの爽快感はよかったのですが、ちょっとそれまでがすごく長く感じてしまったような気が。。 細かいところですが、昼メロのシーンと、逆回し、早回しのシーンは面白かったです! 笑。


  • 満足度★★★

    よかった
    名もなき小役者たちへの愛が感じられる楽しい劇でした。笑いもたくさんありよかったです。

  • 満足度★★★

    楽しく拝見しました
    飽きさせない工夫が随所に。

    シアタートラム、初めてでした。おしゃれな劇場。でも椅子の座り心地は、、、

    ネタバレBOX

    巻き戻し、早送りが面白かったです。監督の表情も可笑しい。印象的。

    最初に「静かにしてくれ、集中できない」みたいなことを言ってた戦闘員役の方、戦闘服に着替えた途端、存在感がまったくなくなったのが残念、みたいな。

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