関西二期会 第77回オペラ公演
関西二期会 第77回オペラ公演
実演鑑賞
アルカイックホール(兵庫県)
2012/11/10 (土) ~ 2012/11/11 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://kansai-nikikai.com/?p=2418
期間 | 2012/11/10 (土) ~ 2012/11/11 (日) |
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劇場 | アルカイックホール |
出演 | 平野雅世 、西村薫 、田村香絵子 、安本佳苗、二塚直紀 、松原友、西尾岳史 、福嶋勲、ほか |
作曲 | W.A.モーツァルト |
演出 | 松本重孝 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 12,000円 【発売日】 全席指定 特S:12,000円 S:10,000円 A:8,000円 B: 5,000円 C: 3,000円 D:1,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2012年11月10日(土)16時開演 2012年11月11日(日)14時開演 |
説明 | ものがたり ◆第一幕◆ (第一場) 8世紀末、ナポリのカフェ。若い士官フェランドとグリエルモが、いかに自分たちの恋人が美しく貞節であるかを、老紳士(哲学者)ドン・アルフォンソに自慢しています。が、アルフォンソは、「女の貞節なんてアラビアの不死鳥のようなものだ!」(=つまり、“そんなものは存在しない”)と言い放ちます。断固反論する二人に、アルフォンソは、それなら・・・と賭を提案します。一芝居打って女性達が陥落すればアルフォンソの勝ち、陥落しなければ士官達の勝ち、と。士官達は自信満々で賭けに同意するのですが、さて、その一芝居とは・・・。 (第二場) 士官の恋人達、フィオルディリージとドラベッラ姉妹がこれまた自分たちの恋人のすばらしさを自慢しあっています。そこにアルフォンソが現れ、士官達が今すぐ戦場へ赴かなくてはならなくなったと告げます。続いてやって来た士官達二人の真剣な顔つきに、姉妹は今にも気絶しそう。が、しかし苦しみながらも戦地へと彼らを送り出すしかありません。 一方、賭けに勝つためには根回しが必要。アルフォンソは、姉妹の小間使い、経験豊富で機転の効くデスピーナに金貨をちらつかせ、成功したら報酬をやるからとうまく取り込みます。 さあ、大芝居の始まり始まり。アルバニア人の格好をした変な男二人が登場。実はこの男達は変装したフェランドとグリエルモ。姉妹の貞節を試すことが目的です。情熱たっぷりに、本来の恋人とは違う方を、毒を飲んだふりをして同情を引いたり、高価なプレゼントで熱く迫ったり、あの手この手でくどくのでした。 ◆第二幕◆ 簡単にはアルバニア人達の手中に落ちない姉妹に、デスピーナが焚き付けます。「15歳にもなった女性なら、恋の駆け引きを知らなくてはいけません。」と。だんだんとその気になって来る姉妹達。アルバニア人達の更なるアタックに、デスピーナの言葉に心が浮き立っていたドラベッラは、あっさりと陥落してしまいます。一方、フィオルディリージは揺れ動く心を押さえつけ、恋人が残していった剣と軍服を身につけで戦地に行くとさえ言い出します。しかし、「それならばいっそその剣でこの胸を突き刺してくれ!」と鬼気迫るフェランドの演技。その真剣さに、ついにはフィオルディリージも陥落してしまうのでした。 やがて、二組のカップルの結婚式。何と公証人は扮装をしたデスピーナ。丁度サインを書き終えたところで軍隊の合唱が聞こえ、フェランドとグリエルモが軍服姿で、戦場から帰ってきた風を装って現れます。公証人や結婚証明書やらを見つけ、自分たちが大芝居を打ったことは棚に上げて、荒々しく姉妹を責め立てます。この二組のカップルは、元の鞘に収まることが出来るのでしょうか…。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 指揮:園田 隆一郎 合唱指揮: 中村 貴志 舞台美術: 荒田 良 衣裳: 前岡 直子(原案:八重田 喜美子) 照明: 澤井 敦治 舞台監督: 菅原 多敢弘 公演監督: 蔵田 裕行 |
◆第一幕◆
(第一場)
8世紀末、ナポリのカフェ。若い士官フェランドとグリエルモが、いかに自分たちの恋人が美しく貞節であるかを、老紳士(哲学者)ドン・アルフォンソに自慢しています。が、アルフォンソは、「女の貞節なんてアラビアの不死鳥のようなものだ!」(=つまり、“そんなものは...
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