満足度★★★★★
わかりやすいいつもの文楽と違い、観客層が団体の高校生や若い方がずいぶんと多く観られていた。靭猿は殿様に皮をはがれそうになった猿が、芸をして助かったはなし。軽妙で心が和んでしまい観ていて楽しかった。一方、恋女房染分手綱は人情もの。こちらは親子の情愛と、武家社会の仕組みで、どうにもならない切なさが人形を通して、ひしひしと伝わってきた。間に解説もあり、初心者でも楽しめる内容であった。
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2012/12/11 10:04
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