満足度★★★★★
花總エリザは最高!
本当は、一路トートとの日を観たかったのですが、チケット取れず、紫苑トートとの組み合わせの日に参りました。
「歌を忘れたトート」に一瞬ビックリしましたが、何より、待ち焦がれた花總さんのシシィに再び会うこと叶い、幸せの極みでした。
湖月さんのルキーニも、相変わらず、カッコイイ!高嶺ヨーゼフは、晩年の役作りの方が素晴らしく感じました。少年ルドルフを演じた初嶺麿代さんは、大変爽やかで、これからが楽しみなジェンヌさんだと思いました。
実力あるOJの方が多いので、最近の宝塚で感じる力量不足感がなく、ただ純粋に、「エリザベート」の世界を楽しむことができました。
満足度★★★★★
ロマンティックで独特な世界観!
東宝で男女キャストの「エリザベート」は何度か拝見したことがあったのですが、宝塚版はビデオで見ただけでした。かなり久々に宝塚の世界に触れたのですが・・・すばらしかったです・・・!!大人になってから宝塚にハマる人も多いと思うのですが気持ちわかります。当たり前なのですが動きというか所作にきっちりとしたルールがあり、それが自然では全然ないのですがとにかく美しく、足を少し前に出すだけでも角度やスピードが計算されていて、まだ幼いうちから集団で稽古をしてきた人たちの少しストイックな部分にゾクゾクしました。男性キャストじゃないからあの人はカッコイイとか、タイプだなとか、そんな余計なこと(笑)を考えず、トーととエリザベートの抱き合うシーンのロマンチックさを純粋に感じられる・・・といった魅力です。伝統の重みを背負った強い女性がこんなに素敵だとは、一見の価値あり。宝塚の本公演も見たくなりました。