満足度★★★
見えない側が気になる
演技スペースを上下に分けて観せる作品のなっているので、若干見にくいと感じる部分があったり、見えてない側がどうなっているのか気になる部分はありますが面白いと感じました。
物語は一人の女性の心情を描いてるのかなと感じた。
満足度★★★★
三段階に変容?
吹き抜けによって繋がってはいるが、それぞれの客席からもう一方のフロアの演技エリアはほぼ見えないという大胆な使い方をした会場で始まるのは「立体詩」のようなパフォーマンス。
下の階を選んだ身にはまるで「言葉が降ってくる」感覚。
が、階上から下りて来た男の実体験も入っているかと思わせるモノローグ以降は虚実の境界があるようなないような語りが中心となり、ブルーノプロデュースのドキュメンタリーシリーズを想起したりも。
そうして迎えるラスト、人によって解釈は異なると思うが、多くの女性たちは結局1人の女性の様々な内面(=思考・性質的なもの?)であった、と捉えて納得。
満足度★★★★★
完成度に裏打ちされた一期一会の空間の呼吸
吹き抜けのある空間の上と下から
観劇をすることができて・・・。
最初に上から覗き込み、
その世界に圧倒的に浸りこんで
翌日急遽下から観劇。
座る場所によってそれぞれに見えるものが異なることにも
また、公演ごとに舞台上に育まれる色の
新しさにも驚嘆。
初日を観ることができなかったことや
楽日を観れないこと、
さらには全部の座席を体験できないことが
とても残念に思われました。