満足度★★
「キル」を観てきました
初演を観て、「キル」は自分の中でとても好きな作品の一つになりました。
総合演出のすばらしさと、役者のすばらしさと。
今回観て。
妻夫木さんが第一声から声が出ていなかったことで、自分のイメージがガラガラと崩れていきました。とくに堤さんのテムジンが力強くみえたこともあって、か弱くみえてしまいました。
初舞台でこの役は難しかったのでは。
広末さんは無難にまとまっていたような気もします。可もなく不可もなくといったところ。
勝村さんや高田さんががんばっていても限界があるような。
絵柄の美しさや布の扱いはとてもきれいでしたが…。
好きな作品だけに辛口になってしまいます(苦笑)
満足度★★★★
舞台セットとライティング
妻夫木・広末の若手も期待以上だったけどそれ以上に、高橋惠子と高田聖子の二人が、良かった
また、可動式の板間の舞台セットが、床下からのライティングと共に、よく工夫されていて、劇中の喜びや悲しみ、憎しみ・・・など色々なシーンに、色を添えてるように感じた
来年、また、観たいと思う
満足度★
名作がグダグダに
ここ数年、僕がほぼ欠かさずに見ているのは野田地図の芝居とキャラメルボックスの芝居。しかし、キャラメルボックスはここ2年ほど、当たりハズレの波が大きく(というか、ほとんどハズレ寄り)、お金を払って見るケースがあまりない。ほとんど全てタダで見に行っているし、先日はタダで、時間もあったのに見なかった。野田地図はというと「ロープ」とか「THE BEE」とかはなかなかで、「なんだかんだ言っても、日本の演劇を引っ張って行っているのは野田秀樹なんだなぁ」と思っている。今日はその第13回公演「キル」を見てきた。
満足度★★★★★
キルはイキル
待望のキル再演!舞台初主演の妻夫木テムジンは心配していたのですが、なかなかの好演でした。普段は情けない男役ばかりなのでテムジンには合わないかと思っていたのですが、堂々とした演技も良かったです。
こんな下品な妻夫木は他では見られない(笑)
野田秀樹のテンポよい言葉遊びの絶妙さに笑い、感動した評判どうりの傑作でした!