期待度♪♪♪♪
イスラエル屈指の劇場来日
共同制作のカメリ劇場というと、2008年SPAC・Shizuoka春の芸術祭で、同じくテルアビブのハビマ国立劇場と共同で上演した「アンティゴネ」の興奮が今でも思い起こされます。また来日してくれて、本当に嬉しい。
ただ、3つの文化圏/言語の俳優が舞台上でハーモニーを奏でられるかどうかは未知数。芝居として実験的な域を脱せられるかどうかは、ひとえに演出の手腕にかかっているかと思います。
期待度♪♪♪♪
これは観たい
以前、文学座の公演を観に行けず、後悔しました。
これは、高校時代、自分が演じた芝居で、当代勘三郎さんや、時蔵さんにもご覧頂いた思い出があり、劇評家の父の手前、女優になるのは諦めようと決心するきっかけになった作品でもありました。
あの頃は、歴史もよく知らず、台本でわかる範囲でしか、へカベを演じることしかできなかったので、今更ですが、改めて、この作品世界を追体験したい気がしています。
期待度♪♪♪♪
日本とイスラエル
傷ついた国を背景に持つということは、表現に影響を与えるだろうか。
関係ないという人もいるだろう。
だが芝居が、”何かを他人事でなく感じる”ことから発生するものだとしたら
やはりその姿にはほかにないリアルさが滲むに違いないと思う。