演劇

猴vol.7

blood relation

~血潮の濃さ、存在の薄さ~

実演鑑賞

【閉館】カラビンカ(大阪府)

2001/06/02 (土) ~ 2001/06/03 (日) 公演終了

休演日:なし

上演時間:

公式サイト: http://masira.cool.ne.jp/works/07bra.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
『こうして私達は』
『人を外れた外道の道を』
『ゆっくりと歩き始めた』
『あからさまに神を冒涜した行為』
『しかし行く手を阻むのならば』
『例えそれが神であっても』
『私達は容赦はしない』


☆ごあいさつ☆(当日パンフより)

相変わらずウチの芝居で不快になる人が後を絶...

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公演詳細

期間 2001/06/02 (土) ~ 2001/06/03 (日)
劇場 【閉館】カラビンカ
出演 難波屍、地獄一丁目淳子、トビーホフ・ボルシチーノ、ザ☆愚麗斗多夢、二代目上岡龍太郎、新田臣
脚本 新田臣
演出 新田臣
料金(1枚あたり) 2,000円 ~
【発売日】2001/04/01
前売り、当日共
公式/劇場サイト

http://masira.cool.ne.jp/works/07bra.htm

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 『こうして私達は』
『人を外れた外道の道を』
『ゆっくりと歩き始めた』
『あからさまに神を冒涜した行為』
『しかし行く手を阻むのならば』
『例えそれが神であっても』
『私達は容赦はしない』


☆ごあいさつ☆(当日パンフより)

相変わらずウチの芝居で不快になる人が後を絶たない。
何でやねんと。ちょっと待てと。
じゃあアンタは足の悪い人に「私の事どう思う」って聞かれて
「ヘンな歩き方ですね。」とか言うのかと。
…何回も言ってるじゃん?
自分の事マジョリティーだと思うなら俺等の事は差別していいって。
特別視したけりゃしろと。 もう天然記念物だぞと。
なんなら保護しろと。そこまで言ってんのよこっちは毎回毎回。
…けど忘れんなよ。
アンタのやってる事は在日問題とかに比べて
はるかにディープなマイノリティー差別だってことを。
だってたった10人そこらの弱小団体攻撃するって事は
電動車椅子の駐禁切るより悪意に満ちた行動なんだから。
…愛やら、夢やら、勇気やらに
拒否反応示す人間だっているんだよ、バカ。
無理矢理連れてかれたチャゲアスのコンサートで
周りの毒気にやられ、ひきつけ起こして医務室運ばれた俺が
似た様なヤツ等集めて細々とやってんだわ。
そんなのまともに相手してんじゃねーよ。
…バカだと思われるぜ?
憐れみの目で見て、優越感に浸ってもらえれば幸いです。
本日は誠にありがとうございます。

KING of FUCK 新田 臣


『表現にタブーなし。食えない・寝れない・遊べない』
(販売用ビデオ添付コラム)
ブラリレ。 やっぱり1番好きな作品かもしれない。 11人の子供達の中で1番自分似の子というか。
難産では無かった。 只、死産になるかもっていう恐れがあった。
あまりにもタブー。あまりにも露骨。そして何よりも予算が無かった。
前々公演で外注スタッフの利用を廃止した猴にとって正念場の本公演。 ヘタは打てない。
その分脚本に力が入った。 表現にタブーなし。 どこまでもオリジナル。 類を見ない独創性。 
安易な方法を選んだ。 定石の真逆。メジャーの否定。社会的通念から180度の座位。
執筆中の記憶が無い。 完全なるナチュラルトリップ。 飢えも乾きも感じてなかった。
終盤のウエダの長ゼリ、頭より先にペンが動いていた。たぶん一生に一度きりの経験だろう。

役者はよくやってくれた。
絶対に猴以外では実現出来ない作品だと思う。 基本小劇場界の女優は脱がない。
だからこそという気負いもあった。 スキル不足は身体で補うと。 
数多の小劇団がマスターベーションであることに対しての宣戦布告。
エンターテイメントストリップ。 脱いでナンボ。身削ってナンボ。
観てちょうだい笑ってちょうだい。 これくらいのことしか出来ないけれど。
自分は男芸者だと認識出来たのはこの作品でだ。 それは今も変わらない。

ちなみにこの公演の後暫く、一眼レフのカメラを持ったおっさんが客席に目立つ様になる。

今改めて見直すと反省点も多々ある。
ギャグのクオリティの低さ、説明ゼリフの多用、素人の域を越えてない演技、拙い演出。
そして何よりも脚本の語彙の少なさ。若気の至りの極み。

しかし今の自分には無い勢いがそこにはある。

食えないとわかりながらもその表現方法を選んだ。
本当にこれでよかったのかと自問自答し寝れない夜が続いた。
でも浮世に違和感を感じ、まっとうな道を歩む友人と遊べない、遊ばなくなった自分がそこにいた。

「アンチ・ハッピーエンド」 「ニューニヒリズム」 「FUCK’IN演劇」
猴の掲げる3大要素を初めて体現出来た作品。
だけどこんなもんじゃ納得出来ない。
断言する。 猴は必ず猴を越える。
その他注意事項
スタッフ 音響 与党マン
照明 友枝 呪々
舞台 玉川 某
制作 OFFICE MASIRA

…thanks to no one.

[情報提供] 2007/08/02 01:49 by KING@猴

[最終更新] 2007/08/02 01:56 by KING@猴

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