満足度★★★★
満塁鳥王一座「キョウド町グローバリズム行進曲」観ました
昨年の東京公演の、森忠治さんのツイートから気になっていた団体(ちょうど上京してたけど観れず)。5人の役者が、自ら奏でる歌や音楽に乗って次々役を切り替え、舞台が常に攪拌される。民族行事を皆で囲んで観てるような気分。それぞれの人生を背景に持つ人々が、「ご当地」の土地に憑依され、その両挟みで振り回されながらつき動かされる、残酷にコミカルな光景。一人の人間が「私たちは~」と言い対立や協調する姿が、土地そのものや或いは国家になったかのよう。かつてこの地にいた三人の、葬送の儀式にも見えた。 …そんなに難しく考えなくても、観てて楽しい!