満足度★★★
久々に泣いた~
有川浩があてがきで書き下ろした贅沢な作品。
キャラメルに限りなく近いけどキャラメルとは違うテイスト。
役名は自分で決めたらしいけど、ももこさんの役名も自分で考えたのかな(笑)
有川先生はよく観てるなぁという印象。
畑中くんは悪役っぽい方が格好いいし、あつをさんは天然な役のほうが魅力的。
成井さんとは違うファン寄りな視線でキャラ設定してくれているのが良かった。
しかし、菅野さんはあれでいいのか(笑)
そしてなんと言っても林貴子ちゃんの少年が秀逸!
ただ、これだけあてがきだと再演難しくない?
満足度★★★
全盛期の雰囲気ふたたび…
全盛期の作品群はこんな雰囲気だったなぁ、な感じ。
「悪役」も私利私欲のためでなく、誰かのためあるいは止むを得ずにそうするあたりとか。
が、冒頭の「もったいない」に関する良い台詞のすぐ後の主人公には今一つ共感できず、違和感が…。
満足度★★★★★
今、旬!原作は『図書館戦争』有川浩のキャラメル劇団員当て書き新作小説!
原作は『図書館戦争』有川浩のキャラメル劇団員当て書き新作小説!
倒産により閉鎖寸前の学童保育・子供服会社に勤める元婚約者同士の二人と
離婚寸前の夫婦と息子を中心に、やはり倒産寸前の整骨院、闇金融など
周囲の人々のクリスマスまでの物語。
SFでもない、ファンタジーでもない、現実社会の身近な話で、
しかも、安易なハッピーエンドに落とさない。
一見してキャラメルっぽくないような話でありながら、
笑って泣けるクリスマスの青年と少年の成長物語は、
まぎれもなくキャラメルらしい感動の一編になっている。
これまではコメディレリーフ担当の脇役が多かった前田綾を 純粋なヒロインに据えて、
また、ヒールやクールな役が多い大内厚雄を、ひ弱なダメ夫を、
主役級で好青年役の多い畑中智行、多田直人を闇金のやくざを 演じるなど、
これまでにない配役が新鮮でとても良かった!
劇団の良いカラーを伸ばしつつ、新たな挑戦を続ける(特に震災以降)劇団の姿勢に感心しきりです。
満足度★★★
劇団と作家の素敵な出会い
有川浩さんが劇団員と話しをして
宛書された人物による作品だけに阿部さん前田さんがピッタリ
恥ずかしい位の真っ直ぐな台詞も飛び出しますがそれもOK
クリスマスに相応しい、優しいラブストーリと家族愛のマチッチング
劇団と作家さんの相性がいいんでしょう。
キャラメルさんは原作は他作家の舞台化が非常に良いと思います。
終演後に読む「あの人からの手紙」を頂きました、
3通の手紙が封入されていて、面白い試みだと思います。
いいお話し好きには☆×5つなお話しです。
悪人の設定はアレアレって感じですが(笑)許されるんでしょ
満足度★★★★
すばらしい
ライティング、役者の動き、簡素で合理的な舞台美術などよくできた芝居だ。もちろん内容もよく練ってあり、楽しい2時間だった。すべてがスマートな演出であった。