【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと 公演情報 【ご来場ありがとうございました】諍わなければならないいくつかのこと」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

    テーマ
    ストーリーはある意味、とても哲学的でした。追いかけるテーマがはっきりしていて、登場人物達がそのテーマについて苦悩し、成長し、選び取っていく過程を見せられた気がします。ダークな内容もしっかり含まれていて意外。
    考えさせられるシリアスな内容とは別に、楽しませるシーンではしっかり笑わせられたので楽しめました。

  • 満足度★★★★

    格好をつけて
    どんなにかっこ悪くても格好をつけて生きていこう。
    そう思わせてくれる作品でした。
    僕も格好をつけて生きていけるといいのですが・・・。

    ダンディがツボすぎました。
    ダンディズムですw

  • 満足度★★★★

    観た
    海賊ハイジャックらしく我が道を行く作品。
    カッコつけるとはこういう事だったか?と思いつつも、独特の台詞回しと世界観を堪能。
    劇場2階部分の空間での芝居を生中継でスクリーンに映すアイデアが印象的。

  • 満足度★★★★

    持ち味はキープしてのコメディ
    林間学校で起きた「覗き事件」に端を発する騒動記にして無骨で硬派な持ち味をそのまま活かしてのコメディ。(=アンビバレンツ?)
    針小棒大的(?)に殊更に堅い言葉を使う「台詞遊び」から「論理・思想遊び」に変容して行くのが独特。

  • 満足度★★★

    難しくもあり、おもしろくもあり♪
    斬新な始まり方だと思いました(笑)
    よく思いつくなぁ。
    人間に不可能はないような気がしてきました。

    ダウトのようなお話。
    言葉回しがむずかしくて、途中言葉を追いかけることをあきらめたこともありましたが、笑いをところどころ入れてて良いリフレッシュでした。

    遠慮なく笑える舞台ってすきです♪

  • 満足度★★★★★

    無題459(12-202)
    19:00の回(ときどき雨)。18:30受付、開場、入って左側に座ります。クッションは2枚重ねで良好。明るい舞台、壁が板張りで木目がベーコンみたいに並んでみえます。床は木目のシートを張っているようで、木漏れ日がその床に模様を描き出し、「山あいのコテージ」「林間学校」の雰囲気十分。でも、奥の壁には大きな(白)スクリーン、下に丸い穴、2階を見上げると入口側には暗幕。18:55前説、19:05開演〜20:59終演。帰るとき、前作「黒」のDVDを購入。恥ずかしくも、突っ張った男たちの精一杯の矜持か…。かっこつけ具合に笑う、MJには及ばないものの何となくわかるような気もする。

    ネタバレBOX

    眼力の塊のような「男」たち…ではなく、ただの覗きと痴漢。両の目で睨みつけていたのは単なる威嚇行為で…重い殻を背負えば動きも鈍くなる。何かがいるのは外ではなく、内。小心者は強がってみたけど、やっぱり弱かったというお話(我ながらいい加減な概略)。それにしてもみる度(3作目)、独特の世界観、強烈なルール(定め、掟)。このところバテ気味だったので近い所、王子にして、どっちがいいかと迷い、小さなほうにして正解。

    舞台は主に「女子の部屋」と戸外のシーン、スクリーンに映るのは「男子の部屋」、これは録画だったのかな、違うような気もする。劇中、(下階の)扉は解放されていて、初めて奥をみました。ここは入って右の座席ではよく見えなかったと思います。階段を駆け上がったり、布団を蹴ったり、こちらを見つめたり。


    全くの余談:「諍」、滅多に出会わない文字。過去に一度「美しき諍い女」という映画のタイトルでお目にかかりました。銀座シネパトスだったか…、エマニュエル・べアール…とっても長かった(4時間弱)。
  • 満足度★★★★

    世界観
    この劇団の芝居は何作か観ているが、いつも感じるのは何か別の世界に迷い込んでしまったような気がする。難解というわけではなく、芝居を観ている自分を第三者的に見ているような気になってしまう。うまく表現できない

  • 満足度★★★★★

    幅広く
    事件と人物が織り成す模様が、コメディチックでもあり、シリアス風でもあり、狂気を孕んでいたり、無垢であったり。

    根底を流れるテーマは本公演と同じでありながら、それを一歩引いて茶化したり振り回したり、遊び心とも実験的アプローチとも取れるような演出な気がするけれど、それをスタイリッシュにまとめ切った作風は、諸々が凝縮された均整な彫刻のよう。

    個人的には「面白い」と言い切るのに、いささかの躊躇もない。欲を言えば、会場の臨場感はよかったけれど、もう少し広い劇場で、全体を見渡しやすくなってると良かった。

  • 満足度★★★★

    コメディちっく
    かなりどうでもよさそうな覘きに対して延々と掘り下げながら議論する形態が可笑しい物語。歌舞伎的な動きも含めスーツのショウが浮きだつ設定や変態的な校長を含め、喜劇だと感じた。

    当初、「奴らは、常日頃から僕らを監視し・・」の奴らとは校長かな?と思ったが未だ解らず。


  • 満足度★★★

    視線!
    誰もが通過する成長のポイントとして捉えながら観劇。自分の本心をストレートに受け止めると凄いことになりそうだ。
    視線の先にあるものは光りか闇か!

  • 満足度★★★★★

    やってくれました!
    これまでの概念を覆す問題作、ホンマかいな。

    ネタバレBOX

    性犯罪者も開き直って屁理屈こねりゃあ粋な人に見えてきて、真っ正直に生きている人は人生の酸いも甘いも知らない野暮ったい人種に見えてくる、というお話。

    純愛がダサく、変態が、戦後押し付けられた戦わないで解決を図るのが良いとされる道徳に対抗する主義主張かと思えるくらい、格好良く思えてきました。

    思春期ゆえの過ち、林間学校でどのような暴行事件が発生したのかなと思っていると、えっ、女子トイレの覗き!ってことで肩すかし。しかし、単純な覗きかと思えた事件は藪の中のような奥深さがあり、真っ正直な人にとっては性犯罪に見え、告げ口することが正当化されるのでしょうが、覗き覗かれるという静かな行為は好いた者同士にとっては耽美譚であり、心の中は燃え上がっています。そこが分からないのは粋じゃない、変態万歳です。

    校長は今回も校長でヘタウマ、愛人の女先生の性行為を徹底的に覗きまくるド変態男でした。

    警察に訴えた愛人の夫の男先生が、男と女を知らない野暮な男に見えてくるのはさすがです。でも、変態でしょ!の一言で一瞬我に返りそうにもなりますが、痴漢王子の格好良さなどもあり、また変態万歳の流れに乗っかります。

    ラストの、ある女子生徒に彼氏ができて、別の男子生徒にいつまでも友だちでいようという純愛路線にありがちな言動が、本当にダサく見えました。

    そして、この男子生徒もまた一人、粋な道に進んで行くのでありましょう。変態万歳!
  • 満足度★★★★★

    面白い!
    なんてお馬鹿な話なんだろうと思ってもしまうけど,どんな場合でも格好をつける生き方を貫かなくてはならないことには共感です。題材がディープですが,これは特別航海とはいえ海賊ハイジャックには期待しているところ,もっとディープでも差し支えはありません。今回は特別公演だからでしょう,劇団員の役者さんが少なくちょっと残念(受付とかで活躍してましたね)でしたが,次回公演では楽しみにしています。後説であった物販のDVDを買おうかと思っていたが,売り場に気づかず外に出てしまい,これもちょっと心残り,これも次回の楽しみにしましょう。

  • 満足度★★

    ごめんなさい
    厳しい評価かもしれません。
    私の感性が追いつかなかったのだと思います。
    最後まで何が言いたいのか掴めなかったし、面白さがわかりませんでした。

    私には全体の印象として、長いセリフを一生懸命唱える役者さん、そして難しい言葉で観覧者に混乱を招いているようしかに思えませんした。

    きっと伝えたいことがあるはずなのに
    私の勉強不足で申し訳ないです。

    ネタバレBOX

    言葉が頭に入ってこないものだから、ただただ煩いと思いました。憤りを感じた轟先生が怒鳴るのは納得出来ますが、それ以外の人物が声をはる必要性は感じれませんでした。あの狭い空間でキャストの皆様が全体的に声が大きくて耳をふさぎたくなるほどでした。

    私が一番印象に残ったのは、
    「クマとかヒツジとかね」という
    動物園への言葉です。

    “たたかえ”ということがこの劇の主題だとしても、登場人物は誰もたたかっていないじゃないか、と突っ込みたくなります。

    校長やアタルののぞき、シュンの痴漢にしろ、たたかっていると言いながら、実際は罪を言い訳しないだけ。特別こだわりがあるわけでもなけろば、誰かをかばうわけでもない。
    人間の本能だ、というならば浅はか過ぎる。口で言い争おうとしたくせに、
    論が荒すぎはしないだろうか。


    今回は初見ですので、次公演の
    桃太郎に期待しています。
  • 満足度★★★★

    たたかいの中で
    あ~、おバカなお話し?・・・いゃ、何かあるみたい・・・え~っ!!
    とてつも無く大きな話し・・・やっぱ、おバカかな⁈ まぁ、面白いです。

  • 満足度★★★★

    考えるな、感じろ
    始まり方がいわゆるホットスタートなのと、内容がディープなので面食らうかも知れませんが、入ってしまえば問題なし! 独特の雰囲気が支配する空間を楽しみましょう。

このページのQRコードです。

拡大