満足度★★★★
噂に納得
「シャンプー」の噂は所々で聞いてました。
「すごいすごい」って…。
で、やっと観に行ったのがコレ。
やっぱりスゴかった…
何がすごいかわからぬまま、ただただ圧倒されました。
脚本、演出、役者すべてにおいて今はココが一番かもなぁ…
納得。
満足度★★★★★
怨讐と恩讐の果て
舞台上の場面転換が同時進行のように被せながら行われていくのが実に鮮やか。
赤堀さん演じる被害者の夫、見た目には分かり難いが日常から徐々に浮きズレていて行く感じがリアル。
もともと素養があったにせよ、ひとつのきっかけで拍車が掛かるように常軌を外れ狂っていく加害者の怪物化に嫌悪感を覚えつつ、しかし彼もまた自分と同じ人間なのだと思うたびに人の持つ闇の深さを感じた。
舞台の転換場面、その闇の中から行くあてをも失ったかのように歩いてくる被害者の夫の姿が哀しく痛い。
公演で配られたパンフ(?)の覚悟を体現した良い舞台だった。
今から次回作が楽しみです。
満足度★★★
ストーリー展開が素敵
冒頭のシーンから、それにまつわる人々の性格や心理が明らかになっていく展開はスリリングで興味深かったです。個人的にはもっと強烈なものを期待したので、案外あっさりした印象は残りましたが。前半は少しテンポがゆるかった気がします。役者さんのキャラクターがもっと際立っていたらよかったのかな。
満足度★★
はじめて見ました
かの宅間守を彷彿とさせるような、良心の呵責も他人の事情も全く意に介さない「怪物」と、そいつに最愛のひとを殺された男の復讐(?)劇。慣れた身のこなしだなあと感心する場面は多々あるも、肝心の暴力シーンがいまひとつ。