満足度★★★
ノアの方舟篇
戦況が激化して戦死者が増えてゆくあたりの重さ、暗さ、苦しさによって終盤での安心感のようなものが際立ち、「欠陥のない遺伝子を持った者」たちがノアの方舟で「蒼い月」に向かうことが大きな希望に感じられるのはわかるが、重すぎかも?
満足度★★★★
記憶の軌跡篇
グワィニャオンのわたべみほの初戯曲&初演出。
ここ3ヶ月ほどの間に観た芝居と題材的にカブっている部分が2つあるも表現や味わいが全く異なるのが芝居の面白さ。
また、小学生時代の回想シーンがノスタルジックで「あぁ、あったよなぁ、あんなこと」と非常に共感。
人格崩壊の危機に陥るのがちょっと唐突な気がしないでもないが、封印された記憶の真相で泣かされたから相殺ってところか?