夏のシオン 公演情報 夏のシオン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★★

    良かったです
    お兄さんの死という重い内容のストーリーですが、コメディ要素も沢山あったので、重くなりすぎず、笑いもあり涙もあり・・切なくもあり、良い舞台だと思いました。そして、家族の大切さを改めて感じました。個人的には好きなタイプの舞台でした。

  • 満足度★★★

    メモ
    チケットプレゼントにて鑑賞。後半魅せてくれた。

    ネタバレBOX

    兄・雅治(深澤尚吾)が事故死した3年前に戻った裕司(清水芳成)。兄が死ぬことをしゃべれない状況の中、兄の死をなんとか阻止しようとする裕司は、強盗となって兄らを縛り上げる…。

    序盤の展開がテンポ悪いなと感じた。また、コメディぽいけども素直に笑えないのも肩透かしな印象。
    ただ、強盗後の裕司の告白…兄が死んで店を継ぐも上手くいかず、自ら命を絶つ…からは、グっと面白くなった。優秀な兄に劣等感を抱き、ギャンブルで借金100万作っちゃうダメ弟の苦しさとどうにもならなさに若干の共感が持てて、こっちも苦しくなる。
    兄への劣等感については、序盤からもう少し伏線を張ってくれるとすんなり受け入れられるとも思った。ちょっと唐突な気もしたし。兄ができた人間っぽいのはなんとなく感じられたけども、兄と弟の関係性にもう少し触れていても良かったかなと。

    兄の死から3年経った法事後の、長女・陽子(渡辺聡美)と兄の婚約者だった由梨(源川晴香)と兄の元彼女・千恵(高野亜沙美)の会話も見ごたえあったし、(兄に渡したメモを兄から渡されて)3年後に戻らないと決めた裕司ってのも良い。

    後半の濃さとか充実した内容に比して、前半が求心力なかったのがやや残念だけども、好みの人間ドラマな作品だった。

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