現代世界史の勉強になりました
「大麦入りのチキンスープ」を観ました。
たかだか数十年前のロンドンが舞台ですが、あまりにも現代を支配している価値観・モノの考え方と隔たりがあります。20世紀がいかに激動の時代だったかを想起させる作品です。
戯曲には興味を惹かれる一方、社会主義イデオロギーを体感していない世代にとっては、この芝居を実感を伴って受け止めることは難しい気がしました。
満足度★★★★
歴史の証人
スペイン戦争からハンガリー事件までの一家族の社会主義への希望から絶望までが描かれた作品。歴史の教科書ではわからないことが市井の人々を通してわかってきた。