ガラス瓶の中の月 公演情報 ガラス瓶の中の月」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    観た
    劇団初見。
    舞台セットがインパクトあり、更に仕掛けも面白かった。
    しかし、全体的に閉塞感に包まれた舞台は、やや苦痛だった。
    ラストは良かった。

  • 満足度★★★

    思い出は瓶の中から
    ごく普通と言っていい平凡な家族との思い出。海の思い出が多かったな。私たちのそれと大差ない。しかし、その彼の末路は・・・

    ネタバレBOX

    布団の中の腐乱死体。彼のツマヅキの原因は何だったのだろう。どこかで折れてしまったようである。その原因のあたりをもう少し描いてほしかったところである。それとも、それは私たち観客が考えるべきもの?
  • 満足度★★★

    思い出は美しすぎて
    舞台はちょっと高めに作られていて、三列目で丁度良かったです。

    ネタバレBOX

    働けなくなって、引きこもって餓死した男の話。

    汚い。汚いのが悪いわけではありませんが、やっぱり汚れていると言うよりは汚いという印象でした。

    思い出の家族は優しくて、現実の家族は厳しい。食事も十分に摂れず朦朧とした意識の中で子供の頃の楽しい思い出に浸りながら衰弱していく…。一つの防衛本能かもしれませんね。しかし、同じような回想シーンが多く、単調でした。

    生へ引き止めようとする優しい娘も思い出の娘でした。実際の娘は金髪女子高生。養育費も払わない父親がいて、成人になってから親を扶養せよと言われるとしたら、そりゃぁザケンナヨーだよねー。同じ役者さんが演じていたとは思えないほどの違いにはビックリしました。

    電気、ガスも止められ、あのひげもじゃの状態で明日ハローワークに行けと言うのも酷な話ですが、役所の人の立場も理解できました。
  • 満足度★★★★

    永井さんが……
    (>_< )もはや恐いもの見たさで拝見してるenji、今回もゾゾっとえぐるモノを拝見できました。それにしても役者の体型に合わせたキャスティングとかしないんですね。役者さんの様子が変わってる事に一番驚いたかもしれない。
    また、深くて重くて痛いの期待しております。

    ネタバレBOX

    σ(^_^;でも、[~先生]や[~の殺し屋]ほどダメージは少なかった。
    クラスメートの自殺によるトラウマ、殺人者による遺族の怒りと殺意、外的要因によって本人に落ち度なくそのような状況に見舞われた。自分も突然そんな状況に陥ったらと想像すると、彼等の心痛はたいそう胸を抉ってきました。

    (o_ _)oしかし今回は全て彼自身の心のケース。自分はあそこまでは陥らないだろうと思えば、他人事で傍観出来る。知り合いがああ成ってたらと思うと気色悪いが。むしろ外的要因で怪我を負い、働けなくなって引きこもり。福祉課があんなイイ人達ではなく予算を気にしてケアしないで、彼が落ち度なく野垂れ死んだらさぞや痛かったのでは…などと思ったりした。
  • 満足度★★

    本当に臭ってきそうな
    リアルさを感じましたけれど、ん~、ごめんなさい、週末の疲れもあって、寝た。 チラシからイメージしていたファンタジックな感じではなかった。

  • 満足度★★★

    なんかこうスラップステックかな?
    タイトル通りにガラス瓶の多い舞台セットでした。
    そのガラス瓶一つ一つに主人公の思い出が詰まっていて、
    その思い出と展開してゆく物語でした。
    明るいブラックコメディとでも言えましょうか・・・・。
    スカッと明るくして欲しかったかなぁ。

    ネタバレBOX

    なんか、いかにもホームレス寸前という主人公の瓶だらけの部屋が舞台。
    前説代わりの生活保護審査の男女二人組みの掛け合いが、
    楽しそうな舞台への期待を高まらせてくれました。

    なんかもう、再生工場で作り直したくなるようなダメダメな主人公。
    ガラス瓶の中の楽しかった思い出に逃避しますが、
    その楽しかった思い出が、部屋の中に布団や冷蔵庫や流し台の下から突然現れてくる!ビックリして楽しめました。

    分かれた女房の元には一人娘がいて、
    思い出に逃げようとする主人公を現実に立ち向かわせようと、
    部屋に登場する思い出の両親とかと対決します。
    が主人公の現実逃避が強くなかなか勝てない。

    分かれた現実の奥さんとかが、
    いろいろ手助けの為に再就職の連絡先とか、
    福祉事務所の人が
    審査のゆるい事務所向けの対策を綴った用紙くれたりして、
    主人公も思い出を捨てる=舞台上の奈落に瓶を投げ捨てていきます。
    あぁこれで前向きになっていくのかなって思ったら。

    現実の娘は、無気力な親父を毛嫌いする攻撃的な娘であり。
    いままで主人公を立ち直らせようとしていたのは、
    昨日まで(過去の思い出)の娘であった。
    現実の娘の強い感情に曝された主人公は、
    再び楽しかった思い出の中に逃げてしまい、
    夏の花火をしようという思い出達の言葉に乗って、
    手助けの象徴である各種連絡先の用紙を花火として焼き捨ててしまう・・。
    (Mg紙の消失シーンはビックリしました)

    結局、
    餓死した主人公を冒頭の福祉事務所の二人組みが見つけて幕となる。

    くらい 暗いぞー
    コミカルな思い出達=若き両親や老いた母親
    溶けかけた主人公の死体を処理しに来るであろう清掃業者
    (唐突に冷蔵庫から出てきたりする、笑えました。)
    楽しい思い出達が出てくるのだから、
    なんかコウもっとハッピーなENDに出来なかったんでしょうか?
    と能天気な自分は思ったりしたデス。

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