満足度★★★★★
生活臭がただよう!
一度チラシに推薦文を書かせて頂いた南出さんの作品。
ダメ男の流れる日常と成り上がるまでを、ゆっくりとワンシチュエーションで描き出す。
まるで舞台上で生きている人達の日常を切り取ったかのような作品。
見応えあり!
Wキャストで見比べたかったところ!
満足度★★★★★
こんな会話・・・・したと思う。
面白かった!!『りゃんめんにゅーろん』です。
上手く言えませんが この感じが大好きです。普通の人たちの日常 上手くいかない事、ちゃんと出来ない人、その辺の所がとても普通の人を感じます、今回 携帯ゲームと重ねる緊張感、その緊張感を煽るように赤い照明、
普通の男心 女心の表現が上手いです、大好きな感じです。
舞台は4畳半 布団とラジカセ、本棚 ちゃぶ台、
始まりは、 流れる歌 “どこまーッでも行こう 走いって行ーこうおう 道は険しくとも口笛を吹きな~が~・・・”暗転・・・
お芝居の物語は進みます・・・・・そして最後の場面
>もう一度一緒に住もう!!と俺が言う。
>女が言う “ムリ 生活が有るから!! もうけえへん 絶対。”
このんな会話・・・・したと思う。
どおって事は無いんですが 最高に面白かった。
満足度★★★
四畳半のひきこもごも
出てくる人物は、一人残らず心が弱い。
弱さを抱えながら、時に弱さに負けたり、流されたり、逃げたりもしながら。
それでもぎりぎりの崖っぷち、必死でもがいて生きるということにしがみついている。
生きるということをがんばっている、そんな人々。
でも。
がんばってはいるけど、生きるということを楽しんでいる人がいない。
それがたぶん、わたしが観ていてどうしようもなく鬱々としたところなんだと思う。
イーッ!ってなった(笑)
それでも腹が立つようなことはなかったのは。
やはりそれでも一生懸命に生きようとしているから、かも。
会場内の使い方全般的にみて、これはカフェ公演ということは意識されておらず、完全に劇場空間として使われているなという印象を受けました。
会場手配というのは、公演準備期間の中でも比較的早い段階で行われるはず。
どんな経緯であれせっかくのカフェ公演、劇場ではなくカフェで公演しているのだと いう意義をもう少し感じたかったかな。
話の中心に街作りゲームがあるのだから、四畳半の外側にミニチュアで街を再現する とか。
美術的にも、演出的にも、カフェ空間の使い方の工夫がちょっと欲しかった。
素朴な疑問なのですが。
割とふつーに、世間一般のオトナの人々は、二股かけてたりするものなのでしょー か。
ひとりと同棲していながら、そこ出てすぐまた同棲できる人が他にもいるとか。
ひとりと友達以上の関係になりつつ、同時進行で他の人とも友達以上とか。
そういやキープとか、そういうワードもちょいちょい聞くよな~なんて、そんななん だか中高生的なことをえぇオトナなわたしがいまさらながら思ったりしてました。
わたしもどちらかというとゲーム好きなほうで、よくゲームはしてます。
むしろ、今回劇中で中心にあったゲームのモデルも知って、というかやってたり。
ゲームは・・・課金したら負けなのですよ。
時間を使いすぎても負け、ゲーム=生活になってしまっても負け。
全体振り返ってみて。
ゲームと現実のリンクなど、ある部分部分では非現実的なのかもしれないけども。
そこに登場している人々は、なんの装飾も綺麗ごともない、とても現実的ないまここに生きている人々のお話でした。