満足度★★★★★
豪華なキャストで素晴らしい舞台を堪能
東京フェスティバルは、毎回社会的な視点を盛り込みつつ、笑いの多い作品を見せてくれる。
今回は、小名浜のソープから震災、原発事故を見せてくれた。
満足度★★★★
いろいろありますね
舞台は福島小名浜のソープ。今もなお、原発被災の後遺症が残っている町での、現地の市民の実際の苦悩を、ユーモアを交えて描いている。
3.11をテーマにした作品は何度が見たが、異色の出来ばえ。
劇団員1人で、役者はすべて客演。主催のきたむらさんは政治ものが多かったようだが、本作では以前とはだいぶ違った出来ばえ。
面白かった、
満足度★★★★
秀作
3.11以降の、市井の人々(被災者)の生活がどうなったのか?。小名浜を題材に、マスコミがいままで伝えてきた内容とはちょっと違った視点から、日常の真実に鋭く斬り込んだ内容だ。原発の放射線に起因する理不尽で不便な生活を強いられ、そしていつ解決するかもわからない現状を見事に現している。暗く、辛い状況なのに、笑いを盛り込んだ戯曲とすることで、観る者の心に、反面教師のように訴えてくる。カーテンコールの挨拶で、「劇団員が一人もいないんです。毎公演ごとに役者を集めて…」との説明があった。つまり全員が客演!それにしてはいい座組だ。まるで当て書きのようなキャスティングも上手い。
満足度★★★★
素晴しい!
3.11の震災関連の芝居をいくつか観劇したが、現地の人でなければ分からない視点で描かれていた。
私の中で「政治、選挙報道」の東京フェスティバルというイメージが払拭した!
上演時間約2時間。
満足度★★★★
ソープランドからフクシマをみる
う~ん、見事な視点。東フェスさんにはいつもうならさせますね。色っぽくて、社会的。素晴らしい人情エンターテイメントでした。
満足度★★★★★
一般庶民への愛情とエール
まさかソープランドがこういうふうに震災にからんでるとは知りませんでした。風俗だからこその悲喜こもごも。笑いながらも社会勉強になる傑作です。名もなき一般庶民への愛情とエールをたくさん感じる心あたたまる作品でした。出演者全員、表情豊かな大熱演。笑いを取っても、それで決して問題をチャカして軽んじてないところに、作家・演出家・役者の力量を感じました。
満足度★★★★★
人生は○毛のようなものだ
あのセリフを胸に
希望の灯りをともしていきたいと思います。
芸の道を進む舞台人は
『指名』のくる日を心待ちにしているものです
よね!
満足度★★★★★
面白かったです!風俗と震災の関係
3・11の震災とその後の原発事故へのかかわり方は人それぞれだけれど、風俗業界にも影響が~。これは誰も想像もしなかったところではないだろうか。視点を固定するとそこから色々なものが見えてくるといういい例で、かなり綿密な取材のもとに書かれた脚本なんだろうな~と思わせるリアリティがすごい。役者さんも上手くて、ソープの店長が出てきた時は、あまりのそれらしさに場内から笑いとどよめきが起こったほどでした。様々なエピソードも生きていて、震災と原発事故に題材を採ったにも係わらず悲観的なお話にはならず、どこまでも未来に向けたやさしく暖かい視点が心地よかったです。役者さんたちの程のいいお芝居も良かった。何というか、十分に余力を残した感じのお芝居でとてもリラックスして観れました。でもこれ、初日だったんですね。全くそんな感じはありませんでした。すごい演技力!大満足です。