アルジャーノンに花束を 公演情報 アルジャーノンに花束を」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    アクアキャスト観劇
    超有名作品の原作は未読。
    一度手に入れた知性が退行していく恐怖は計り知れないなぁ。
    チャーリーの運命が切なくて最後涙が出たよ。
    多田くんのチャーリーはほんと良かった。
    アベジョーはどんなチャーリーになるのか、ぜひ観てみたかった。

  • 満足度★★★★★

    せつない、泣いた。
    かの有名な同名SF小説を、見事に舞台化。
    ダブルキャスト、私は渡辺さんファンなので<アクア=多田直人、渡邊安理>を観劇。


    知能が上がるにつれて、これまでは、友達の善意としか考えられなかったことも、
    それは実は、悪意、嘲笑であったのだ、ということに気付いてしまう悲しさと憤り。
    知能指数は急激に上がっても、感情が追いつかない。

    悲劇性が強いストーリーにもかかわらず、クライマックス・終盤にかけて、ハートウォーミングな方向に盛り上がる。
    うまくまとまりすぎ、ととられるかもしれませんが、それはそれで皮肉にも取れます。
    さうが、キャラメルボックス、単なるお涙頂戴ではない、甘さも辛さも抱え込んだ傑作です。

    原作は、さまざまな方面で映像化されているし、部分的に引用されているものも含めると、その影響は計り知れない。
    (ちなみに私は真っ先に「スペクトルマン」を思い出します。暗くて、切なくて、悲しかった!)

    果敢に挑戦を続けるキャラメルボックス!
    この調子で、是非、是非、海外有名SF小説を舞台化していってほしいです!!

  • 満足度★★★★

    「アクア」観劇
    良くも悪くもキャラメルティスト。綺麗に仕上がっています。原作を読んでいない方も十分この作品の良さに触れられたと思います。ただ,キャラメルファンの私としては,もっとアレンジしてほしかったなぁ。今回のキャストは古参のメンバーは坂口,大内くらいで(欠かさず観ていた頃は,坂口さえも新人だった。),踏み込むのは難しかったのかなぁ。ベテラン勢健在のキャラメルも観たい。そういう意味で,次回のハーフタイムシアターには大いに期待している。また,そろそろ成井さんの新作が観たい。などなど,書いてしまったが,この作品の出来は悪いわけではない。これから舞台を観ていきたい方には大いにおススメである。チケットはちょっと高いけど^^;

  • 満足度★★★★★

    揺さぶられる
    アクアを拝見しました。有名劇団なのに直接の舞台を観るのは初見。どんな感じなのかと思っていましたが、その名を語るだけのクオリティだと実感できます。元々好きな作品であったので、相乗効果もあってか素晴らしく感銘を受けました。気持ちを揺さぶられる。
    最後、あれだけカーテンコールを繰り返し、観客の涙を誘えるのは恐ろしいです。非常に勉強になりました。

    ネタバレBOX

    役者さん一人一人レベルが高い。良い声をしていて滑舌もしっかりしている。時間は長かったですが時計も気にせず観てました。退行していくオープニングのダンスも良かったです。急激に加速していく脳の進化を時計回りで表してたのか解りませんが、退行への伏線込めて逆回りの動きも入れたりしたいなぁなど、やたらと頭を駆使して観ていた気がします。チャーリーの多田直人さんの段階的な知能に沿ったお芝居の使い分けや研究者の方々の経過報告など、細かいところを見てもポテンシャル高いと感じました。
    僕が感じたのは、パン屋のメンツの最初の対応のように、EQのようなものが低い人間は世の中いっぱいいること。詰まらない自己を保つ為の差別、侮蔑は溢れているのかなと。大人から子供まで弱者を虐げるそんな中で、馬鹿正直に笑っていられるのは、強さでもあり今の社会に必要ではないでしょうか。
    前説の映像は正直面白くはなかった。あと物品の宣伝で値段ばかり強調して嫌だったです。あれでは僕は感動しても買わないと思う。
    好きな作品ということもあるし、値段で言えば安くはないですが、ベテランの劇団として納得のいくものを感じれるとは思います。
  • 満足度★★★★★

    ウルウルしました。
    最大の関心は「頭がよくなる前のチャーリイをどう描くか」だったのですが、変にオブラートで包むわけでもなく、かといって大袈裟に表現するわけでもなく、真正面から真摯にとらえているという印象を持ちました。全体的にやや急ぎ足の感もありましたが、逆に言えば息をつく暇もないほど濃厚で、あっという間の2時間ちょっとでした。

  • 満足度★★★

    ピアノソナタ
    キャラメルは初めて見た。
    役者さんにももちろん安定感があり、安心して見れた。原作も分かりやすく纏まっていた印象。誰が見ても、演劇を初めて観ても楽しめると思う。
    なんていうか、とってもキレイなピアノソナタを聴いているみたい。

    フェイのイメージは原作から自分が抱いていたものから大きく離れていた。フェイのイメージに象徴される気がするが、こう、教科書に載せたいような感じ。模範的で、申し分ない舞台だが、欲を言えば、もっと、挑戦というか、熱というか、そういった物が欲しい気もする。

  • 満足度★★★★★

    チャーリィー
    チャーリィーの手術前から手術後のだんだん知能が高くなってまたさらにもとにもどっていく様子がとても上手に演じられていたと思う。身体や声、表情など素晴らしかったと思う。
    本来の自分が一番素敵なんだということを再確認した。

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