期待度♪♪♪♪♪
子の立場から観たら親を信頼できるか否か、に先ず行き当たる。幸いそのような疑義を持たずに済んだのであれば子供の頃は何処へ出掛けるにも父か母と手を繋ぎ歩いたであろう。家族を理解できないということには元々それなりの意味があった。そこに何らかの力が作用するのは本来余計なことである。ことほどさように単純な問題でなく、そのような経験を幼児期に味わった者に解決策は己を掘り下げ問題群を腑分けし、その原因の一々を克服する他無いからである。何れにせよ、今作はこの難問を如何に解決するのであろうか?