期待度♪♪♪♪♪
孤独な男たちの孤高な闘い
僕の大好きな俳優「古口圭介(演劇組織夜の樹)」の一人芝居というだけで、垂涎。
そして劇作家は『千羽鶴』で鮮烈なデビューをかました「岡田久早雄」。
2人の孤高のアーティストがつむぐ「フォーク 回想」はきっと絶対マニアック。だが、メジャーを問い直すマニアックになろう。チラシから判断して演出家は「不在」。 劇作家 と 役者 だけで挑むこの孤高の闘いに、僕は今から興奮している。皆、この芝居で起こるであろう「奇跡」を見逃さないでほしい。と、心から思う。
僕はレム、岡田はコンラッド。同じポーランド出身の作家を選んだ僕らは、どこか似ている。そして全く違う。
楽しみだ。
演劇ユニットG.com 主宰 三浦 剛(劇作家/演出家)
期待度♪♪♪♪♪
状況設定
微妙な状況設定の差で、予測は、格段に困難になろう。言って見れば、それは、公害、人口増加、放射能、失業、健康等々の不安い浸され乍ら生きている我々の日常そのものともいえるからである。僅かずつの変化に対して、生き物としての我々にどのような振る舞いが可能であるのか? 複雑系などの思考法を用いても簡単に答えの出る問いでは無いだろう。それだけに、頗る興味深い。