満足度★★★
漢(おとこ)の芝居
なにしろ炭鉱とヤクザと豚なんだから、汗臭く、埃っぽく、野卑な漢達の魅力を堪能した。「由緒正しきアングラ芝居」とはまさに。最前列のベンチシートの真ん中近くだったので多少首とお尻が痛かったものの、満足のいく舞台でした。
満足度★★★★
本気のシャワーを浴びる
役者の本気を300%浴びる気持ちのいい舞台。
空気は古いが、それでもいい。
舞台上でも開き直って公言している。
今、これだけの本気を
観客の五体にたたきつけるが如く発してくれる役者に
いっぺんに9人も会えるなんて素晴らしい。
ストーリーがとか
演出がとか
そういうことが全く問題にならない作品。
満足度★★★
豚は人を食べる
筑豊の廃炭鉱を、這いずりまわるヤクザ達。昭和のうめき。豚とヤクザということで、今村昌平の「豚と軍艦」を思い出しました。あっちはコメディの面があったけど。白スーツ姿の丸山厚人さんのエキセントリックさと、塩野谷正幸さんのサイレント映画の男優の様なルックスが印象に残りました。あ、本多一夫さんのゲスト出演は。。。怪演てやつですかね。ザ・舞台あらし!!
満足度★★★★
ダークなアングラファンタジー
閉ざされた空間で生命の危機にさらされながら
男たちの夢と現実がぶつかり合う、アングラの匂い立ちこめる舞台だった。
男度100%の芝居は流山児☆事務所の得意とする分野だが、
男の弱さと哀しさがにじんでいて、しかもエンタメなところが魅力だ。