キャッツ・ザ・ライフ 公演情報 キャッツ・ザ・ライフ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    全てネタバレの項目に記入しました。
    素晴らしい演劇でした。
    当事者様のライフ配信を今夜20時から見ようと思います。

    ネタバレBOX

    なんと言っても神猫様❗神様を彷彿(ほうふつ)とさせる純白な衣装にきらびやかな冠また、モコモコの髪型や可愛い白猫のメークは美意識が高いののみさんならではですね。みちとさせの演劇でも感じた、ののみさんの明瞭で声量が高い聞きやすい発声は、威厳があり、まさに「神々しく」猫神様そのものという印象でした。しかも、時に飄々とした、相手のペースに決して乗らない性格を演じきったことは、私生活では絶対に見られないであろう、ののみさんの舞台女優としてのプロ意識を感じました。みちとさせみたいな少人数の演劇も楽しかったけど,今回のように他の劇団とのコラボでもしっかり任された演技を、そつなくこなすののみさんに、大きな拍手を送りたいです‼️
    次に,カルパッチョを演じたいくせさん。衣装,メイクだけでなく、動きは正に猫そのもので、大変びっくりしました。体が小さいこともあり、あのすばしっこい4本足での動きは猫以外の何者でもないですよね。かなり練習を積んできたんでしょうね。さすが「3card!!!」のメンバーです!
    次にストーリー。映画好きの僕にはたまらない有名映画のオマージュが、度々散りばめられていました。滝川君の持つ写真の中の猫になった人が、だんだん消えていくのは、1980年代に大ヒットした映画「バックトゥーザフューチャー」のオマージュ。また、野良猫のボス争いの対決では,弟子が師匠を打ち負かす内容で,姿が猫で,武器のライトセーバーこそ持っていませんが、1970年代最後に大ヒットした「スター・ウォーズ」のオマージュ。また、常に強い者の言うことを聞く銭猫さんは、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくるネズミ男のオマージュ。時折、昔流行った歌をネコが口ずさみながら舞台から退場していく場面もオマージュかな?
    次に清水さんの姉莉奈さんが、猫の創君を忘れていくことを悲しむ場面では、思わず涙が出てしまいました。
    最後に、見ていて、最後は二人とも神猫様の「神」技で人間に戻るんだろうな、とすぐに分かりましたが、そこにいくまで紆余曲折がたくさんあり、たくさんの登場人物,登場猫たちに感情移入し、必死に頑張れ!と応援している自分がいました。そして、劇を見終わった後、まるで映画「アバウトタイム」を見た時と同じように、今を大切に生きよう!という爽やかな気持ちになることができました。
    本当に楽しい演劇を魅せていただきありがとうございました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/02/13 (木) 16:00

    人間としての生活に限界を感じた女子高校生が願い通り猫になり、といういわば「マイ・ライフ・アズ・ア・キャット」(笑)。
    単に猫界での力関係を描くだけでなく、他にも人間界から来た人物がいてそれがまた……なんてあたりや某人気SF系映画リスペクト的な部分もイイし暮らしている地方に伝わる昔話との関連付けも巧い。
    しかし人間でいることに嫌気がさして念願の猫になったのに結局そちらも嫌になって人間に戻りたいと言うヒロイン、自分勝手にもほどがある……いや、そういうところはいかにもイマの女子高生らしいのか?(笑)
    なお、猫たちの人物(猫物?)設定/描き分けと「猫っぷり(演技・衣装)」が巧みでそれだけでも観た甲斐があった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    もう思い切り猫!
    人生も猫生も色々大変よ!
    あっという間に120分がたったから引き込まれた証拠~👍️

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2025/02/13 (木) 16:00

    初見のユニット。猫になりたい女子高生の話だが、なんか面白い。(3分押し)120分。
     2014年の初演作を大幅に改訂しての再演。田舎女子高生の実奈美はシンドイことばかりの人間に嫌気がさし猫になることを望むが、猫になり野良猫たちと暮らし始めてみると…、の物語。コメディタッチのファンタジーで、物語の展開はありそうなものだが、一種の力技と役者陣の演技力で見せる。ダンスも楽しめて楽しい2時間だった。

このページのQRコードです。

拡大