実演鑑賞
満足度★★★
ステージ上を主に三分割し、現在、未来、そして未来視?のような、未来の要所要所が見える状態を行き来しながら展開する時間軸コメディ。みたいな印象を受けました。満員状態の会場を、劇の序盤からしっかり掴み、笑いが起こるポイントでドン!と笑いを起こす様子は、この劇団の成長と実績の証のように感じられ、頼もしく思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/02/01 (土) 14:00
座席1階
前々作よりもおもしろかった。客席はほぼ満員だったが、比較的ゆったり目の下北沢・駅前劇場でのいすの配置。この劇団の特長だが、何とかしてお客さんを楽しませようというサービス精神が今回も貫かれていた。
舞台はファミレスの店内。前説に出てきたお笑いトリオ役の3人と、このファミレスの女性バイトと店長、男性客がそれぞれのテーブルで会話劇を展開するところから始まる。話が進行してくると、この二つのテーブルが現在と未来を挟んでクロスオーバーしてくる。
未来に起きることを変えたい、という話はテレビでも映画でもたくさんあるのだが、今作でおもしろいのは舞台後段の展開だ。何度も笑えるポイントであるのは間違いないのだが、自分としてはちょっとやり過ぎではないのかと感じた。そんなに目くじら立てることではないのだが、客席の中には「いい加減に同じパターンはやめろよ」と思った人もいるかもしれない。
しかし、そのデジャビュー感が笑いを増幅しているのは間違いない。それは客席の大笑いの反応が波を打っていたことで証明されている。客席の大半を埋めた若いお客(今日は女性が多かったような感じがした)のテイストにマッチしているのは間違いなく、これが劇団スポーツの真骨頂であるのかもしれない。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日にあたる、プレビュー公演を観劇。
すんごい面白かったです。
初めは、ファミレスを舞台にした典型的なシットコムかしら?
前説からキレキレでして。
ファミレスで、3人の芸人トリオの解散話と、有能バイトのヘッドハンティング話。
この2つが、えええ!?そういうふうになっていくの!?って重なっていくんですが。
演劇的に、この重ね方は面白いなって。
はちゃめちゃなシーンやそれ言っちゃうのってメタネタもぶん投げてくるし。
笑いの絶えないなか、刺さる部分も芯にあって。
ほんと面白かったです。