ゴドーを待たせつつ 公演情報 ゴドーを待たせつつ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    原石が実は、、
    真嶋一歌さんと椎谷万里江さんのツートップ、力のある演技で見入ってしまいました。 

    繰り返される中でのふとしたセリフ、、真理だ! 

  • 満足度★★★★★

    池亀ワールド!
    とにかく池亀ワールドを体感したかった。

    「北京蝶々」さんという劇団の演出をされたものを観劇した。

    100分バージョンを東京の王子小劇場で。

    20分バージョンをLINX’S-04- 大阪日本橋で。

    本編を短縮しての物。

    その中で鋭利なポップさを存分に感じ取れた。



    が、

    その脚本は北京蝶々の大塩さんなので池亀さんからにじみ出る物ではなかった。



    なので三作品とも、

    僕が観たものよりは池亀さん寄りだろう。



    そんな感じで、

    やっと、やっと観れた!!

    それも3作品中の1本だけではあったが、とにかく観れた!

    (関西であれば、必ず全部見た!!)



    観終えて感じた事は、

    本当に観れてよかったという事だ。

    凄い。

    原作は勿論あるものなのだが、
    そのポップさが半端なかった。



    鮮やかなのだ。


    物語だけを言うと、あらすじ通りゴドーをちんたら待っているだけの話なのだが、

    そこに不条理と、そこから派生するポップさを螺旋状に絡めつつ、

    個性極まるキャラクター達がでしゃばりまくる。



    その間が、いい。



    池亀さんの持つ間は一呼吸、他の劇団さんのものと比べるとズレている。

    それは全部ではない。

    しかもその一呼吸は、

    キャラクターによって微妙に違う一呼吸。

    が、

    その一呼吸が他の劇作家と一線を画す。

    そうした独特のセンスが作品世界をオリジナルなものへと昇華させているのである。

  • 満足度★★★★

    いずれ元ネタも観なくては
    原典は未見だが「あのあたりは原典だろう」などと思いながら観るのもまた楽しからずや。
    また、他にも「待つ人」がいたり、メインの2人が冒頭と立場が入れ代わったところで終わったりするのは創作か原典準拠かなどと思いを巡らせながら楽しむ。
    いずれ元ネタも観なくちゃなぁ…。

  • 満足度★★★★

    グッとくる。
    とっても身近な『ゴドー』だったなあ。
    「神」っぽくなくてヨカッタ!

    時間軸というか空間軸をグルグルさせる登場人物がいるんだけど・・・この人物のさじ加減が絶妙なんだよなあ。不思議なのに、現実に引き戻されるというか。。。

    ボクは、不条理系の芝居はキメ打ちをしないと退屈な時間を過ごしちゃうので、今回は「恋愛」をテーマにして観たんだけど・・・かなりグイグイきたね。


    グイグイ。


    過去も現在も未来も・・・どれもこれも現実。

    唯物と観念の行ったり来たり。

    たまにイラつくけどね。


    とりあえず、好きな人と一緒にいる時って幸せ。


    ネタバレBOX

    コンビニシーンで、完全に別役実を超えたね。

    ま、比較する対象ですらないけど。
  • 満足度★★★

    ゴドーを待たせつつ
    ちょっとねじった感じが良い。

    ネタバレBOX

    真嶋一歌のやさぐれたような演技が好き。ポッツォ役の立木雄一郎やラッキー役の植田祥平、男の子役の太田彩佳の演技が良かった。特に太田は(目の)表情が良かった。

    「ゴドーを待ちながら」に(現代日本の)コンビニの場面を加えてある構成。意味はよくわからんけど、一幕でダレた気持ちが回復した。
  • 満足度★★★

    うーん
    やっぱね、ゴドーは基本つまらんね。
    そう考えると正しくゴドーであったという事か。
    役者は悪くないんだよなぁ。

    ネタバレBOX

    コンビニの件とかオリジナル部分は面白いんだなこれが。
    劇場のキャパに合った声量にした方がいいんじゃないかな。
  • 満足度★★

    赤外線
    赤外線はうけた。

    観ていて恐らく主人公と同じ気持ちになったかも。

    ネタバレBOX

    ちょっときつめに書くと、

    なにを待っているかわからない、
    中盤で「イライラしている」、
    終わるのを待っている。


    というのはまさに観ている側の気持ちだった。


    最後の待つわ、がうまかったのがせめてもの救い。

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